新規性のある抗がん剤の幕開けに期待したい(解説:折笠 秀樹 氏)-746

提供元:臨床研究適正評価教育機構

印刷ボタン

公開日:2017/10/17

本記事のコメンテーター

折笠 秀樹( おりがさ ひでき ) 氏

統計数理研究所 大学統計教員育成センター 特任教授

滋賀大学 データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター 特任教授

J-CLEAR評議員

2009~13年に欧州医薬品庁(EMA)が承認した48薬(68適応)の抗がん剤に関する調査結果である。承認時に延命ベネフィットを立証していたのは35%のみで、中央値で2.7ヵ月しか延命していなかった。QOLベネフィットの立証についてはわずか10%だった。

新規会員登録はこちら

記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。

折笠 秀樹先生の他のコメント

J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは

J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。
本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。