高齢者のケアでは人とのつながりを重視したケアが有効か(解説:岡村 毅 氏)-649

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2017/03/08

本記事のコメンテーター

岡村 毅( おかむら つよし ) 氏

東京都健康長寿医療センター

上智大学

大正大学

J-CLEAR評議員

うつ病とまではいえないものの、元気のない高齢者の健康維持やうつ病予防に、collaborative careが効果的とする報告である。具体的には、精神保健の専門家であるケースマネジャーが本人と顔のみえる関係を結び、かかりつけ医や専門家と協働し、尺度やエビデンスに基づいたケアをするという介入である。ここでは行動の活性化を志向している。また、抗うつ薬の内服は問わない。

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