「てんかんと社会」国際シンポジウム

公開日:2013/09/24

2013年8月24日、国際シンポジウム「てんかんと社会」が都内にて開催された。

100人に1人が発症する「てんかん」は、患者によって原因・症状・予後はさまざまであるが、てんかんへの誤解・偏見の問題はいまだに解消されていない。

シンポジウムでは、てんかんへの偏見・治療・ケアに対する、国内外での取り組みについて討論された。てんかんが生活の妨げにならない社会とするための、現状の課題と今後の展望について報告する。

 

「てんかんと偏見 ~その本質は何か~」
中里 信和氏
東北大学大学院 医学系研究科 てんかん学分野 教授

 

「日本のてんかん医療と社会 ~その新しい姿をめざして~ 」
大槻 泰介氏
国立精神・神経医療研究センター てんかんセンター センター長

 

「高齢化社会とてんかん」
赤松 直樹氏
産業医科大学 神経内科 准教授

 

「てんかんと運転免許」
松浦 雅人氏
東京医科歯科大学大学院 保健衛生学研究科 教授

 

「てんかんとQOL」
兼子 直氏
北東北てんかんセンター センター長

 

「韓国におけるてんかんの名称変更」
Byung In Lee氏
延世大学校医科大学 神経内科学 教授

 

「Stand up for epilepsy with one voice」
Solomon L. Moshé氏
アルバート・アインシュタイン医科大学 教授

 

「日本におけるてんかん児のキャリーオーバー問題について」
小国 弘量氏
東京女子医科大学 小児科 教授