「肥満症のただしいミカタ川柳」入選作発表/リリー・田辺

提供元:ケアネット

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公開日:2026/03/05

 

 日本イーライリリーと田辺ファーマは、「肥満と肥満症の見方を変え、味方になろう!」を合言葉にマイナビとのコラボレーションで2025年に募集を開始した「肥満症のただしいミカタ川柳」について、3月4日の「世界肥満デー」を前に入選した8作品を発表した。

 わが国の肥満人口は2,800万人と推定されている。その中でも「肥満症」は、肥満(BMI25以上)があり、かつ肥満に起因ないし関連する健康障害(合併症)を1つ以上有するか、あるいは内臓脂肪蓄積がある場合など関連健康障害の合併が予測され、医学的に減量を必要とする病態と定義されている。治療では、食事療法、運動療法、薬物療法が行われている。その目的は、減量そのものではなく、減量により肥満に関連する健康障害を改善することにあり、合併症の予防や改善を目的としている。

 肥満症の発症には、個人の生活習慣のみならず、遺伝やストレス、仕事・生活環境など、さまざまな要因が複合的に関与する。しかし、自分の努力だけでは解決が難しいと言われている中で、本人の努力や生活習慣のみに焦点が当てられ、「自己管理の問題」という誤解や偏見(オベシティ・スティグマ)が存在し、近年、社会的課題となっている。

 こうした中、日本イーライリリーと田辺ファーマは、肥満症の正しい理解を促進するため、「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトを立ち上げ、肥満症のある人やその周囲の人の肥満症に関する正しい理解を促し、肥満症に対する思い込みや偏見など、さまざまな先入観をなくしていくことで、誰もが生き生きと活躍できる健康的な社会の創造に貢献することを目指し、啓発活動を行っている。

肥満症をポジティブな治療へ向かわせる8作

【最優秀賞】
・肥満症 ミカタ次第で 光差す(増田 正二さん)

【優秀賞】
・見方変え 味方と治す 肥満症(たけのこキノコさん)
・その肥満 「症」がついたら 要治療(もりこさん)

【特別賞】
・肥満症 知って広がる 理解の輪(Kazuさん)
・「治したい」 痩せたいよりも 重みある(あおによしおさん)
・脱肥満 コツは恥じずに まず相談(紫月さん)
・肥満症 「病」と知って 救われる(風じんさん)
・「痩せよう」が 「治そう」になる 診察日(増田 正二さん)

 川柳の審査委員長の宮崎 滋 氏(一般社団法人日本肥満症予防協会 理事長)は、「この企画を通して、当事者を含む社会の肥満症に対する理解の輪が広がり、肥満症のある方々が必要な治療にたどりつける環境の構築へとつながることを願っている」と希望を語っている。

(ケアネット 稲川 進)