株式会社CureAppが開発・提供する「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」について、令和8年度(2026年度)診療報酬改定における主な変更点が明らかになった。今回の改定では、同アプリにおけるオンライン診療時の算定点数が新設されたほか、ベースとなる医学管理料の要件緩和が実施された。
改定の主なポイント
今回の診療報酬改定において、「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」に関連する主な変更点は以下の2点である。
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・プログラム医療機器等指導管理料に「オンライン点数」が新設
・CureApp HTの施設要件(200床未満)に「生活習慣病管理料IIの算定実績」が追加
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さらに、CureApp HTを算定する上でのベースとなる「生活習慣病管理料I/II」や「地域包括診療加算・診療料」などの各種医学管理料でも要件緩和が行われ、従来よりも算定しやすい仕組みへと見直された。改定の詳細は以下のとおり。
1. プログラム医療機器等指導管理料におけるオンライン診療時の点数新設
月1回に限り算定可能な「プログラム医療機器等指導管理料」において、従来の対面診療時の90点に加え、新たに情報通信機器を用いて診療を行った場合(オンライン診療)の点数として「78点」が新設された。これにより、オンライン診療時の算定パターンが明確化された。
※導入期加算(初回のみ50点)や特定保険医療材料価格(7,010円)への変更はない。
2. 施設要件への「生活習慣病管理料II」の追加
200床未満の医療機関がCureApp HTを算定するための施設要件に、対象となる医学管理料の算定実績として従来の「地域包括診療加算」「地域包括診療料」「生活習慣病管理料I(高血圧症を主病とする)」に加え、新たに「生活習慣病管理料II」が追加された。
3. ベースとなる医学管理料の要件緩和
CureApp HTの算定要件に関連する各種医学管理料において、医療機関側の負担軽減を目的とした見直しが実施された。
・生活習慣病管理料に関する見直し:療養計画書における患者署名が不要となり、医師の記名のみへと変更されるなど、事務手続きの負担軽減・簡素化が図られた。
・地域包括診療加算等に関する見直し:対象疾患を有する要介護高齢者等への対応を推進する観点から、対象となる患者要件が拡大されるなど、一定の要件緩和が行われた。
アプリの名称を「CureApp 血圧」へ、無料の血圧記録機能など追加
「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ(CureApp HT)」は、2022年9月に世界に先駆けて国内で保険適用・発売された製品だが、2026年6月1日付で名称を「CureApp 血圧」へ変更。治療開始前から治療終了後まで、日々の血圧管理と治療を1つのアプリでシームレスにつなぐアップデートを実施した。今回のアップデートでは、毎日の手書き記録の負担やアプリ活用への不安に寄り添う新たな施策として、誰でも無料で手軽に血圧記録を始められる非医療機器機能「血圧手帳モード」が従来のアプリ内に追加された。さらに、血圧計の数値をスマートフォンのカメラで読み取る機能も搭載。日々の入力負担を最小限に抑えることで、患者が記録を習慣化できるようサポートする体制を強化している。
(ケアネット 土井 舞子)