末梢動脈疾患(PAD)の症状改善にメトホルミンは無効(解説:小川 大輔 氏)-2092 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2026/03/13 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 小川 大輔( おがわ だいすけ ) 氏 おかやま内科 糖尿病・健康長寿クリニック 院長 J-CLEAR会員 オリジナルのニュース 非糖尿病PADへのメトホルミン、歩行能力を改善せず/JAMA(2026/02/16掲載) 末梢動脈疾患(Peripheral Artery Disease;PAD)は、動脈に脂肪やコレステロールが蓄積する動脈硬化によって、腹部大動脈から下肢の動脈が狭くなり血流が制限される疾患である。これにより、歩行時の足の痛み(間欠性跛行)などの症状が生じる。症状はゆっくりと現れることが多いが、急激に悪化する場合もある。主な原因は動脈壁への脂肪、コレステロールなどの蓄積、いわゆるアテローム性動脈硬化と考えられている。PADの患者は… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 原著論文はこちら 1)McDermott MM, et al. JAMA. 2026;335:407-415. 2)Foretz M, et al. Cell Metab. 2014;20:953-966. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 小川 大輔先生の他のコメント 妊娠前・妊娠初期におけるGLP-1受容体作動薬の中止による影響(解説:小川大輔氏) (2026/02/11掲載) 肥満症の治療にアミリン受容体作動薬は登場するか?(解説:小川大輔氏) (2026/01/12掲載) 1型糖尿病患者の妊娠中の血糖管理にクローズドループ療法は有効である(解説:小川大輔氏) (2025/12/01掲載) 若年2型糖尿病に対するチルゼパチドの検討(解説:小川大輔氏) (2025/10/09掲載) 2型糖尿病に対する週1回インスリン製剤の検討 (解説:小川大輔氏) (2025/07/31掲載) 週1回注射のインスリンは低血糖の出現に注意を (解説:小川大輔氏) (2024/10/24掲載) 血糖値や体重のコントロールに最も有効なGLP-1受容体作動薬は? (解説:小川大輔氏) (2024/03/19掲載) インスリン療法を行っている妊娠中の糖尿病に、メトホルミンを追加することの意義は?(解説:小川大輔氏) (2024/01/17掲載) 妊娠糖尿病に対する早期のメトホルミン投与の効果(解説:小川大輔氏) (2023/11/16掲載) アミリンアナログとGLP-1受容体作動薬の配合剤は肥満を伴う2型糖尿病に有効である(解説:小川大輔氏) (2023/08/21掲載) 経口GLP-1受容体作動薬の肥満症に対する効果(解説:小川大輔氏) (2023/08/18掲載) 週1回の基礎インスリンにより糖尿病治療は新時代へ(解説:小川大輔氏) (2023/06/12掲載) 2型糖尿病の薬物療法で最適な追加オプションは?(解説:小川大輔氏) (2023/05/10掲載) 慢性腎臓病に対するSGLT2阻害薬エンパグリフロジンの有用性(解説:小川大輔氏) (2023/01/06掲載) 若年肥満症に対するGLP-1受容体作動薬セマグルチドの効果(解説:小川大輔氏) (2022/12/06掲載) 1型糖尿病におけるオープンソースAID(自動インスリン送達)システムの効果(CREATE試験)(解説:小川大輔氏) (2022/10/28掲載) 基礎インスリンで治療中の2型糖尿病患者の血糖コントロールに対するCGMの効果(解説:小川大輔氏) (2021/07/15掲載) 非糖尿病肥満症に対するGLP-1受容体作動薬と運動の併用によるリバウンド抑制効果(解説:小川大輔氏)-1398 (2021/06/02掲載) 妊娠糖尿病スクリーニングの実用的無作為化試験(解説:小川大輔氏)-1376 (2021/04/15掲載) 過体重・肥満におけるGLP-1受容体作動薬注射製剤の体重減少効果(解説:小川大輔氏)-1365 (2021/03/23掲載) 多価不飽和脂肪酸に糖尿病の予防効果はあるか?(解説:小川大輔氏)-1115 (2019/09/25掲載) 健康長寿の秘訣は「不飽和脂肪酸」―2型糖尿病患者でも明らかに(解説:小川大輔氏)-1104 (2019/08/21掲載) エンドセリン受容体拮抗薬は糖尿病腎症の新しい治療アプローチとなるか?(解説:小川大輔氏)-1049 (2019/05/17掲載) 肥満合併2型糖尿病における体重コントロールの効果(解説:小川 大輔 氏)-801 (2018/01/23掲載) デグルデクはグラルギンU100と比較して低血糖の発現リスクを低下(解説:小川 大輔 氏)-717 (2017/08/23掲載) 心血管への悪影響の懸念を払拭したインスリン デグルデク(解説:小川 大輔 氏)-713 (2017/08/17掲載) 1型糖尿病における強化インスリン療法:頻回注射法と持続皮下インスリン注入法の比較(解説:小川 大輔 氏)-677 (2017/05/15掲載) 若年糖尿病の合併症は1型よりも2型のほうが多い(解説:小川 大輔 氏)-658 (2017/04/04掲載) 持続血糖測定は1型糖尿病の血糖コントロールに有効(解説:小川 大輔 氏)-644 (2017/02/23掲載) 「前糖尿病」状態と心血管障害の関連(解説:小川 大輔 氏)-632 (2017/01/05掲載) LDL-C低下に関与する遺伝子変異は2型糖尿病のリスク増加と関連(解説:小川 大輔 氏)-606 (2016/11/03掲載) 新しいセンサー式血糖測定器、血糖コントロールを悪化させずに低血糖を減少(解説:小川 大輔 氏)-601 (2016/10/17掲載) 2型糖尿病患者における血糖降下薬間の効果および有害事象の比較:第1選択薬はやはりメトホルミンである(解説:小川 大輔 氏)-581 (2016/08/22掲載) DPP-4阻害薬と心不全による入院に関連はあるのか?(解説:小川 大輔 氏)-494 (2016/03/16掲載) MDI Liraglutide 試験:強化インスリン療法にGLP-1受容体作動薬を追加する意義(解説:小川 大輔 氏)-455 (2015/12/03掲載) EMPA-REG OUTCOME試験:SGLT2阻害薬はこれまでの糖尿病治療薬と何が違うのか?(解説:小川 大輔 氏)-423 (2015/10/01掲載) 肥満症治療におけるGLP-1受容体作動薬(リラグルチド)の可能性(解説:小川 大輔 氏)-412 (2015/09/17掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] GLP-1受容体作動薬、物質使用障害の予防や治療に有効か/BMJ(2026/03/13) 最新の人工股関節、30年後も92%が再置換術不要/Lancet(2026/03/13) nalbuphine:IPFに伴う慢性咳嗽に対する新しいアプローチ(解説:田中希宇人氏/山口佳寿博氏)(2026/03/13) PHSは過去のもの?それとも現役?/医師1,000人アンケート(2026/03/13) 胃がん術後の早期経口摂取、ガイドライン記載も実施は2割/日本胃癌学会(2026/03/13) 日本における妊娠および授乳中のブレクスピプラゾール投与、その安全性を評価(2026/03/13) 脳外傷後の迅速な神経リハがアルツハイマー病のリスクを抑制する(2026/03/13) エクソーム解析で家族性高コレステロール血症の遺伝子変異保有者を特定可能(2026/03/13) 身体活動習慣を維持することが中年期の累積ストレスの少なさと関連(2026/03/13) [ あわせて読みたい ] 僕はなぜ医者になったのか? 医療行政マンを原点に帰らせたある出来事「総合医育成プログラム」インタビュー【ReGeneral インタビュー】第5回(2026/02/25) 合格直結!テスレクDigest(2025/07/18) キャリア中断後に見つけた 総合診療能力で専門性を強化する新しい診療スタイル【ReGeneral インタビュー】第4回(2026/02/05) 外科医のキャリア終盤に思い出した 何でも診られる医者への憧れ【ReGeneral インタビュー】第3回(2025/12/25) 50代半ばで精神科から一転・総合診療でへき地へ【ReGeneral インタビュー】第2回(2025/12/15) 「総合医育成プログラム」で広がる医師のキャリアと医療機関の未来【ReGeneral インタビュー】第1回(2025/11/24) スマートに進める治験/臨床研究~臨床研究中核病院に学ぶ~(2025/10/28) 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18) ASCO2025 まとめ(2025/06/02) かかりつけ医のためのがん患者フォローアップ(2025/06/13)