人工関節置換術後のVTE予防、アスピリン単独は有用か?/NEJM
股関節および膝関節の人工関節全置換術(THA/TKA)後の症候性静脈血栓塞栓症(VTE)の予防効果は、リバーロキサバン短期投与後のアスピリン切り替えと比較し、アスピリン単独投与でも非劣性であることが示された。出血イベントも臨床的に意味のある差はなかった。カナダ・ダルハウジー大学のSudeep Shivakumar氏らEPCAT III Trial Investigatorsが、同国の15施設で実施した無作為化二重盲検比較試験「EPCAT III試験」の結果を報告した。THA/TKA後のVTE予防において、リバーロキサバン短期投与後のアスピリンへの切り替えは安全かつ有効であることがEPCAT II試験で認められたが、アスピリン単独投与の有用性については依然として不明であった。NEJM誌オンライン版2026年7月12日号掲載の報告。