経口CGRP受容体拮抗薬「アクイプタ錠」、片頭痛発作の発症抑制の適応で発売/アッヴィ

提供元:ケアネット

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公開日:2026/04/21

 

 アッヴィは2026年4月17日に、アクイプタ錠(一般名:アトゲパント水和物)を発売したと発表した。適応は「片頭痛発作の発症抑制」である。

 本剤は、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬であり、1日1回経口投与する。CGRPとその受容体は片頭痛の病態生理に関与しており、片頭痛発作時にCGRP濃度が上昇することが示されている。現在、世界60ヵ国以上で片頭痛の予防治療薬として承認されており、国内においては2026年2月19日に、片頭痛患者に対する片頭痛発作の発症抑制に関して製造販売承認を取得した。

 国内の疫学研究では、15歳以上の片頭痛の有病率は8.4%と報告されており1)、患者の労働生産性の低下や社会的活動への制限が大きな課題となっている2,3)。また、同社は2025年12月に、本剤の片頭痛発作の急性期治療に関する製造販売承認も申請している。

 『頭痛の診療ガイドライン2021』では、片頭痛発作が月に2回以上、あるいは生活に支障を来す頭痛が月に3日以上ある患者に対して、予防療法の実施を検討することが推奨されている4)。本剤が新たな選択肢に加わることで、より多様な予防治療ニーズに応えることが期待される。

【製品概要】
商品名:アクイプタ錠10mg、同30mg、同60mg
一般名:アトゲパント水和物
効果・効能:片頭痛発作の発症抑制
用法・用量:通常、成人にはアトゲパントとして60mgを1日1回経口投与する
製造販売承認日:2026年2月19日
薬価基準収載日:2026年4月15日
発売日:2026年4月17日
製造販売元:アッヴィ合同会社

(ケアネット 古賀 公子)