既存の抗アレルギー薬が多発性硬化症の慢性脱髄病変を回復させるかもしれない(解説:森本 悟 氏)-752

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2017/10/25

本記事のコメンテーター

森本 悟( もりもと さとる ) 氏

慶應義塾大学医学部生理学教室 特任講師

東京都健康長寿医療センター 脳神経内科

J-clear会員

多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)は若年成人に発症し、重篤な神経障害を来す中枢神経系の慢性炎症性脱髄性疾患である。何らかの機序を介した炎症により脱髄が起こり、軸索変性が進行する。急性炎症による脱髄病変には一部再髄鞘化が起こるが、再髄鞘化がうまくいかないと慢性的な脱髄病変となり、不可逆的な障害につながる。現在MSの治療は急性炎症の抑制、病態進行抑制が中心であり、慢性脱髄病変を回復させる治療はない…

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