脳卒中後の上肢麻痺、“慢性期”でも回復の希望―リハビリの効果を底上げする神経刺激デバイス(解説:森本 悟 氏)-1399

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2021/06/04

本記事のコメンテーター

森本 悟( もりもと さとる ) 氏

慶應義塾大学医学部生理学教室 特任講師

東京都健康長寿医療センター 脳神経内科

J-clear会員

脳卒中診療は、近年血栓溶解療法や血栓回収療法、あるいは急性期・回復期リハビリテーションの発達により、機能予後の改善は着実にみられている。しかしながら、それでもなお、麻痺等の後遺障害が残存、数ヵ月以上を経て症状が固定し、いわゆる慢性期というそれ以上回復の望みにくいステージへと移行していく。無論治療法がないわけではなく、脳卒中治療ガイドライン2015(追補2019対応)において、脳卒中後の上肢機能障害に対す…

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