CLEAR!ジャーナル四天王
IgA腎症に対するtelitaciceptの治療効果に関してはこれまでもいくつかの報告があり、若年者IgA腎症、6ヵ月の後ろ向き研究、高リスクIgA腎症、また、ごく最近では腎移植後再発IgA腎症などで尿蛋白減少効果が逐次報告されてきた。IgA腎症発症の機序に関わるB細胞活性化因子(BAFF)および増殖誘導リガンド(APRIL)の両者を標的として中和する融合タンパク質製剤であるtelitaciceptの臨床効果には大きな期待が寄せられていた。このtelitaciceptの第III相の二重盲検プラセボ対照無作為化試験(TELIGAN試験)の39週時点での中間解析結果である尿蛋白低減効果が報告され、2026年5月21日掲載のジャーナル四天王にその概要が示されている。