ジギタリス配糖体の再評価――復権ではなく再配置として読む(解説:野間 重孝 氏)-2127

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2026/06/12

本記事のコメンテーター

野間 重孝( のま しげたか ) 氏

栃木県済生会宇都宮病院 アドバイザリースタッフ・名誉院長

J-CLEAR評議員

私が循環器内科医として臨床の現場に入ったのは1980年(昭和55年)である。当時、心不全治療においてまず教えられたのは、利尿薬の使い方とジギタリスの使い方であった。病棟では、浮腫や肺うっ血に対して利尿薬をどう調節するか、また心不全例あるいは心房細動合併例に対してジギタリスをどのように用いるかが、循環器診療の基本手技の1つとして扱われていた。しかし、当時は現在のように、大規模ランダム化比較試験によって薬剤…

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J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。
本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。