非糖尿病肥満患者に対するセマグルチド2.4mg/週の体重減少作用はリラグルチド3.0mg/日より優れている(解説:住谷 哲 氏)-1492 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2022/02/11 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 住谷 哲( すみたに さとる ) 氏 社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会泉尾病院 糖尿病・内分泌内科 主任部長 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 非糖尿病肥満の体重変化率、セマグルチドvs.リラグルチド/JAMA(2022/01/20掲載) STEPは抗肥満薬としてのセマグルチド2.4mg/週の臨床開発プログラムである。セマグルチド1.0mg/週を対照薬としたSTEP 2を除いて、STEP 1~7はすべてプラセボ対照試験であったが、本試験STEP 8ではリラグルチド3.0mg/日がactive comparatorに設定された。試験デザインも他のSTEPと同様で観察期間は68週とされた。結果は68週後の体重減少率はセマグルチド2.4mg/週の-15.8%に対してリラグルチド3.0mg/日では-6.4%であり、セマグルチ… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 参考文献・参考サイトはこちら 1)NICE recommends new drug for people living with obesity 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 住谷 哲先生の他のコメント リラグルチドは小児肥満の治療薬として有効である(解説:住谷哲氏) (2024/11/06掲載) SGLT2阻害薬は認知症の発症をも予防できるのか?(解説:住谷哲氏) (2024/10/04掲載) チルゼパチドの体重減少作用は東アジア人においても認められた(解説:住谷哲氏) (2024/07/23掲載) メトホルミンに追加すべき薬剤はSGLT2阻害薬、DPP-4阻害薬それともSU薬?(解説:住谷哲氏) (2024/07/01掲載) 2型糖尿病患者に対する肥満外科手術bariatric surgeryの長期有効性が示された(解説:住谷哲氏) 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