2型糖尿病患者においてもインスリン自動投与システム AIDは有効である(解説:住谷 哲 氏)-1954

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2025/05/06

本記事のコメンテーター

住谷 哲( すみたに さとる ) 氏

社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会泉尾病院 糖尿病・内分泌内科 部長

J-CLEAR評議員

インスリン自動投与システムautomated insulin delivery(AID)の有効性は1型糖尿病患者においては確立されている。AIDにはいくつかの種類があるが、本試験で使用されたのはTandem Diabetes CareのControl-IQ+である。Control-IQ+は、基礎インスリン分泌に加えて高血糖時の補正インスリンcorrection bolusも自動化した新しいclosed-loop systemである。本試験は、すでに米国食品医薬品局(FDA)から1型糖尿病患者に対して承認され…

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