内科の海外論文・最新ニュースアーカイブ|page:2

医師はネコ派とイヌ派ではどちらが多い?/医師1,000人アンケート

 全国犬猫飼育実態調査2025(日本ペットフード協会調べ)によれば、ネコの飼育数は約884万頭、イヌの飼育数は約682万頭と報告されている。近年は室内飼いの手軽さやSNS映えからネコの人気が高い。では、医師はネコ派とイヌ派のどちらが多いのだろう。CareNet.comでは、2026年8月12~18日にかけて「ネコ派かイヌ派か」について医師会員のアンケートを行い、医師会員1,025人より回答を得た。  質問1で「ネコ派かイヌ派」を尋ねたところ、「ネコ派」と回答した医師会員は20%、「イヌ派」と回答した医師会員は56%、「どちらでもない/決めることはできない」と回答した医師会員は24%であり、医師会員の間では「イヌ派」が圧倒的に多かった。

10月23日(金)開催『第8回ヘルスケアベンチャー大賞』最終審査会【ご案内】

 未来のヘルスケアを変える企業は、ここから生まれるかもしれない―。日本抗加齢協会は2026年10月23日(金)、アンチエイジングに資する医療・ヘルスケア分野で革新的な挑戦を続けるスタートアップを応援する「第8回ヘルスケアベンチャー大賞」最終審査会を開催する。  本アワードは、医療・学術界と産業界をつなぎ、新しい価値を創出するヘルスケアスタートアップを発掘・支援することを目的に開催されており、グローバルに羽ばたく登竜門として毎回大きな注目を集めている。

ショウガは片頭痛予防に有効?

 オーストラリア・Bond UniversityのTiffany Atkins氏らは、片頭痛の治療およびマネジメントにおけるショウガの有効性を明らかにするため、ランダム化比較試験(RCT)のシステマティックレビューおよびメタ解析を実施した。BMJ Evidence-Based Medicine誌オンライン版2026年8月14日号の報告。  ショウガの単独または補助療法の効果を、プラセボまたは通常の有効対照薬(バルプロ酸、アミトリプチリン、スマトリプタンなど)と比較したRCTを対象とした。2025年3月26日(2026年4月16日に更新)までに公表された研究をPubMed、Embase、CINAHL、PsycINFO、Epistemonikos、Cochrane CENTRALより検索した。採用された対象研究について、引用文献および被引用文献のフォローアップ調査(前方・後方検索)を実施した。2人の著者が独立して文献のスクリーニングとデータ抽出を行い、Cochrane Risk of Bias 2(ROB 2)ツールを用いてバイアスのリスクを評価した。主要評価項目には、治療後の頭痛重症度または疼痛スコア、治療後に疼痛消失または疼痛緩和が得られた患者の割合、片頭痛発作の頻度と持続時間、片頭痛に伴う症状を含めた。ランダム効果モデルを用いたメタ解析を実施し、Grading of Recommendations Assessment, Development and Evaluation(GRADE)手法を用いてエビデンスの確実性を評価した。

降圧薬、処方通りの服用で心血管リスクが低下

 高血圧の薬を処方通りに飲まなくても健康への影響はそれほどないと思っている人は、その考えを改めた方がよさそうだ。新たな研究で、降圧薬の服薬アドヒアランスが低いと、降圧効果が小さくなり、脳卒中や心筋梗塞などに対する予防効果も得られにくくなることが示された。英オックスフォード大学のQianqian Yang氏らによるこの研究結果は、欧州心臓病学会学術集会(ESC Congress 2026、8月28~31日、ドイツ・ミュンヘン)で発表された。  Yang氏はニュースリリースの中で、「今回の結果は、『薬は飲まなければ効かない』という言葉を裏付けるものだ。服薬アドヒアランスが低い患者では心血管系への恩恵がほとんど、あるいは全く得られなかったのに対し、服薬アドヒアランスが高い患者では血圧がより大きく低下し、心血管イベントも予防された」と述べている。

香り付きの清掃製品が室内空気汚染の原因に?

 掃除したばかりの部屋に漂う柑橘系や松、花の香りには、予想外のものが伴っている可能性がある。それは、目に見えない空気汚染である。新たな研究で、一般的な香り付きの製品か植物由来成分の製品かにかかわらず、清掃製品から放出される香料成分が室内の空気中のオゾンと反応してナノ粒子を形成することが示された。この粒子を吸い込むと、肺の奥深くまで到達する可能性があるという。米パデュー大学土木・建設工学分野のBrandon Boor氏らによるこの研究は、米国化学会主催の秋季国際会議(ACS Fall 2026、8月23~27日、米シカゴ)で発表された。研究グループは、曝露を減らすため、無香料の製品を選ぶことや使用中に換気扇を使うこと、洗浄中はオゾン発生装置を使用しないことを推奨している。

IBDの自己管理、「病気の捉え方」が鍵に

 炎症性腸疾患(IBD)患者では、疾患認識とセルフマネジメント行動との間に有意な負の関連が認められるという研究結果が、「Scientific Reports」に6月16日掲載された。  重慶医科大学附属第一医院(中国)のRonghua Wang氏らは、2023年6月~2025年6月に登録されたIBD患者326人を対象に、疾患認識とセルフマネジメント行動との関連における健康不安の媒介効果を検討した。  その結果、Brief Illness Perception Questionnaire(BIPQ)、Short Health Anxiety Inventory(SHAI)、IBD Self-Management Behavior Scaleの平均スコアは、それぞれ47.31、28.89、67.79であった。

起きてすぐソーシャルメディアを使う人はうつ病リスクが高い!

 ソーシャルメディアの利用が急速に拡大し広く普及するにつれ、抑うつ症状との関連性が数多く報告されるようになっている。しかし、成人における起床直後のソーシャルメディア利用やソーシャルメディアの総利用時間が、抑うつ症状とどのような関連にあるかについては、ほとんど明らかになっていない。米国・オレゴン州立大学のHyosin Kim氏らは、米国の成人を対象とした全国規模のサンプルを用いて、ソーシャルメディアの利用と抑うつ症状との関連を検討した。Journal of Prevention誌オンライン版2026年7月28日号の報告。

医療者で多い心血管リスク因子と管理状況は?/ESC2026

医療者は心血管予防の担い手である一方、自身の心血管リスク管理の実態は十分に明らかではない。そこでスイス・チューリッヒ大学のFlorian A. Wenzl氏らは、2025年8月29日~9月1日にスペイン・マドリードで開催されたEuropean Society of Cardiology ESC 2025(ESC2025、欧州心臓病学会)に参加した医療者の心血管リスク、治療状況、目標達成率などを評価した。その結果、医療者は一般集団より良好な心血管リスクプロファイルを示すものの、心血管疾患予防やガイドライン推奨薬物の使用に関しては大きなギャップがみられたことが明らかになった。本研究結果は2026年8月28~31日にドイツ・ミュンヘンで開催されたESC2026で発表され、European Heart Journal誌オンライン版2026年8月30日号に同時掲載された。

アプリが認知症患者のアジテーションや攻撃性への対処を支援

 WeCareAdvisorと呼ばれるウェブベースのアプリを利用することで、介護者は薬に頼らずに認知症の家族によりうまく対処できる可能性が、新たな研究で示された。このアプリは、認知症患者に見られるアジテーションや攻撃性などの行動として現れる症状(以下、行動症状)に介護者が対処するための方法を提供する。アプリの使用により、こうした行動症状の頻度や重症度が有意に低下するわけではないものの、介護者がそれらの症状によって感じる苦痛は時間の経過とともに軽減し、ウェルビーイングも改善することが示されたという。米ドレクセル大学看護・医療専門職学部名誉学部長のLaura Gitlin氏らによるこの研究結果は、8月6日付で「Journal of the American Geriatrics Society」に報告された。

若年発症大腸がんリスクに関連する特性が明らかに

 人口統計学的特性、出生時の特性、および親の特性が若年発症大腸がん(early-onset colorectal cancer;EOCRC)のリスクと関連するという研究結果が、「Cancer」に6月22日掲載された。  米イェール大学公衆衛生大学院のSunny Siddique氏らは、1988~2021年に米カリフォルニア州で出生し、0~39歳でEOCRCと診断された1,221人と、出生年で頻度マッチングさせた対照6万1,050人を対象に、人口統計学的特性、出生時の特性、および親の特性とEOCRCリスクとの関連を検討した。