2026年1月13日、厚生労働省より添付文書の改訂指示が発出され、アスピリンやアスピリン含有製剤の「重大な副作用」の項に「アレルギー反応に伴う急性冠症候群」が追加された。
アスピリンならびにアスピリン含有製剤について、アレルギー反応に伴う急性冠症候群関連症例を評価した結果、因果関係が否定できない症例が集積したことから、使用上の注意を改訂することが適切と判断された。なお、一般用医薬品として販売されているものについても「相談すること」の項に同様の改訂がなされた。
対象医薬品は以下のとおり。
<医療用医薬品>
1. アスピリン(血栓・塞栓形成の抑制の効能を有する製剤、商品名:バイアスピリン)
2. アスピリン・ダイアルミネート(同:バファリン配合錠A81ほか)
3. アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩(同:キャブピリン配合錠)
4. アスピリン・ランソプラゾール(同:タケルダ配合錠)
5. クロピドグレル硫酸塩・アスピリン(同:コンプラビン配合錠ほか)
6. アスピリン(解熱鎮痛消炎の効能を有する製剤、同:アスピリン原末「マルイシ」ほか)
<一般用医薬品>
1. アスピリン含有製剤(同:バファリンAほか)
2. アスピリンアルミニウム含有製剤(同:新アスナミンZほか)
このほか、2型糖尿病治療薬のイメグリミン(同:ツイミーグ)の重大な副作用の項に「重度の食欲減退、嘔吐」が、FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症治療薬のブロスマブ(同:クリースビータ皮下注)の重大な副作用に「高カルシウム血症」などが追記された。
(ケアネット 土井 舞子)