COVID-19の転帰に、レニン・アンジオテンシン系が重要な役割を果たしているのか?―(解説:石上 友章 氏)-1674

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2023/05/31

本記事のコメンテーター

石上 友章( いしがみ ともあき ) 氏

横浜市立大学附属病院循環器内科 教授

J-CLEAR評議員

コロナ禍は収束に向かいつつある。とはいえ、人類がCOVID-19を制圧したとは、とうてい言い難い。SARS-COVID19に意思があるわけではないが、無限に思える遺伝子変異の末に、人類との共存を選択したかに思えてしまう。しかし、いついかなる時に強い感染性のままに、より毒性の高い変異を獲得して、再び人類に闘いを挑むことがないとは言えない。つかの間の休息のような日々が、永遠に続くわけではない。SARS-COVID19は、細胞表面に…

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