新規抗インフルエンザ薬「ゾフルーザ」発売 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2018/03/15 塩野義製薬株式会社は3月14日、抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ錠10mg・20mg」(一般名:バロキサビル マルボキシル)を新たに発売した。同日付で薬価収載され、薬価は、10mg1錠が1,507.50円、20mg1錠が2,394.50円。 ゾフルーザは、塩野義製薬が創製したキャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬で、既存の薬剤とは異なる新しい作用機序でインフルエンザウイルスの増殖を抑制する。1回の錠剤服用で完結し、利便性が高く、良好なアドヒアランスが期待できる。 成人および12歳以上の小児には、20mg錠2錠を、体重80kg以上の患者には20mg錠4錠を単回経口投与する。12歳未満の小児の場合、体重40kg以上には20mg錠2錠を、20kg以上40kg未満には20mg錠1錠を、10kg以上20kg未満には10mg錠1錠を、いずれも単回経口投与する。 ゾフルーザは、2015年10月に厚生労働省の先駆け審査指定制度の対象品目に指定され、18年2月23日に製造販売承認を取得していた。 ■参考 塩野義製薬株式会社ニュースリリース ■関連記事 新規抗インフルエンザ薬ゾフルーザ、承認取得 (ケアネット 鄭 優子) 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] ACSへのPCI後1~12ヵ月でのチカグレロル単独vs.アスピリン併用/Lancet(2024/04/25) セマグルチド、肥満関連の心不全・2型糖尿病に有効/NEJM(2024/04/25) 薬剤溶出性バルーンがもたらす新たな世界(解説:山地杏平氏)(2024/04/25) 雑音対策で補聴器の調節、設定をより正確に/デマント・ジャパン(2024/04/25) 切除不能StageIIIのNSCLCにおけるCRTとデュルバルマブの同時併用の成績(PACIFIC-2)/ELCC2024(2024/04/25) 日本人の遅発性ジスキネジアに対するバルベナジンの有効性と安全性(2024/04/25) 怒りの感情をぶちまけても効果なし(2024/04/25) コロナよりもインフルエンザの方が脳への影響が大きい(2024/04/25) [ あわせて読みたい ] わが青春の研修医マンガ【Dr.倉原の“俺の本棚”】第3回(2018/03/13) 志水太郎の診断戦略エッセンス (2018/03/07) 私が出合ったマジヤバイ胸部画像読本【Dr.倉原の“俺の本棚”】第2回(2018/02/13) Dr.林の笑劇的救急問答13<下巻>(2018/02/07) Dr.大山のがんレク!すべての医療者に捧ぐがん種別薬物療法講義(下巻)(2018/02/07) エビデンスが本の中で踊っている【Dr.倉原の“俺の本棚”】第1回(2018/01/15) Dr.志賀のパーフェクト!基本手技 (2018/01/07) 医師が選んだ"2017年の10大ニュース"! 【CareNet.com会員アンケート結果発表】(2017/12/04) Dr.徳田のすぐできるフィジカル超実技(2017/11/07) Dr.林の笑劇的救急問答13<上巻>(2017/10/07)