特発性肺線維症への吸入トレプロスチニルがFVC低下を抑制/NEJM
特発性肺線維症(IPF)患者への吸入トレプロスチニル投与(12吸入を1日4回)は、プラセボと比較して52週間にわたり、努力肺活量(FVC)低下および臨床的悪化のイベント発現を抑制したことが示された。米国・Inova Fairfax HospitalのSteven D. Nathan氏らTETON-2 Trial Investigatorsが、日本を含む16ヵ国107施設で被験者を募り実施した第III相の二重盲検無作為化プラセボ対照試験の結果を報告した。前臨床データにおいて、吸入トレプロスチニルは抗線維化作用によりIPFの治療に有効である可能性が示されており、臨床でもその可能性を支持する所見が示されていた。NEJM誌オンライン版2026年3月11日号掲載の報告。