ニュース 医療一般

切除不能肝細胞がんへのアテゾリズマブ+ベバシズマブ、全死亡リスクが42%低下(IMbrave150)/ESMO Asia 2019

 全身薬物療法を受けていない切除不能の肝細胞がん(HCC)患者に対して、アテゾリズマブ(商品名:テセントリク)とベバシズマブ(同:アバスチン)の併用をソラフェニブ単剤と比較した第III相IMbrave150試験において、主要評価項目である全生存期間(OS)…

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赤肉摂取減らしても心血管代謝・がん死亡に効果なし?

 赤肉の摂取量を減らした場合、臨床的に重篤なアウトカムに効果があるかどうかを検討した無作為化研究はほとんどない。今回、カナダ・McMaster大学のDena Zeraatkar氏らの無作為化研究の系統的レビューから、エビデンスの確実性は低いが、赤肉を制限した食…

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プライマリケアにおけるセルトラリンの臨床的有効性~PANDA研究

 うつ病のケアは、プライマリケアで行われることが多い。しかし、ほとんどの抗うつ薬の試験では、うつ症状の診断と重症度に基づいた適格基準を有する2次医療圏の精神保健サービスの患者を対象としている。抗うつ薬は、これまでの臨床試験の対象患者よりもは…

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EGFR変異NSCLC、ゲフィチニブ+化学療法併用(NEJ-009)/JCO

 EGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がん(NSCLC)の1次治療について、標準療法のEGFR-TKI単独療法 vs.EGFR-TKI+化学療法を比較した、日本発の検討結果が発表された。がん・感染症センター東京都立駒込病院の細見幸生氏らによる、未治療のEGFR遺伝子変異…

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本邦初のSLE診療ガイドライン発刊

 2019年10月、日本初の『全身性エリテマトーデス診療ガイドライン2019』が発刊された。全身性エリテマトーデス(SLE)はさまざまな全身性疾患を伴うため、治療の標準化が困難であったことからガイドライン(GL)の作成着手までに時間を要してきた。本診療GL…

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扁平上皮肺がんの抗EGFR抗体ネシツムマブ発売/日本化薬

 日本化薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長:涌元厚宏、以下「日本化薬」)は、2019年11月22日、抗悪性腫瘍剤ヒト型抗EGFRモノクローナル抗体ネシツムマブ(商品名:ポートラーザ)を発売した。ポートラーザは、進行・再発扁平上皮非小細胞肺がんの治療…

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ダウン症者は55歳までに認知症になるリスクが高い

 ダウン症の人の多くが55歳までに認知症になることが、ウィスコンシン州のダウン症者3,000人を対象にした研究により示唆された。ダウン症ではない人が65歳になる前に認知症と診断されることはめったにないが、ダウン症者では5人に3人が55歳までに、アルツハ…

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コーヒー摂取で腸内環境が改善?

 コーヒーを摂取すると、腸内細菌叢のバランスが改善する可能性があることが、米ベイラー医科大学消化器内科准教授のLi Jiao氏らが行った研究で明らかになった。研究の詳細は、米国消化器病学会(ACG 2019、10月25~30日、米サンアントニオ)で発表された。…

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統合失調症の残存症状による再発予測~PROACTIVE研究の再解析

 経口または長時間作用型持効性注射剤(LAI)の抗精神病薬で治療されている統合失調症患者の再発を予測するうえで、残存症状の影響はこれまであまり注目されていなかった。慶應義塾大学の齋藤 雄太氏らは、PROACTIVE(Preventing Relapse: Oral Antipsychot…

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初潮や出産年齢と乳がん患者の死亡リスク:日本人前向きコホート

 初潮、閉経、出産など女性の生殖要因は乳がんの発症だけでなく、進行や生存率とも関連する可能性があるが、そのエビデンスは限られている。東北大学の南 優子氏らは、日本人乳がん患者における生殖要因と、腫瘍特性や生存率の関連を前向きに検討した。Brea…

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不眠症状と心血管疾患リスク~50万人の10年間コホート研究

 中国・北京大学健康科学センターのBang Zheng氏らは、不眠症状と心・脳血管疾患(CVD)発症リスクとの関連を調査し、リスク軽減が可能な因子を特定するため検討を行った。Neurology誌オンライン版2019年11月6日号の報告。  中国全土の10地域から参加者を…

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ハイテクおしゃぶりで血糖チェック

 唾液で血糖値を確認できるおしゃぶり形のデバイスが開発された。唾液中の糖濃度を測定し血糖値に換算するもので、製品化されれば1型糖尿病乳児の血糖値を連続的かつリアルタイムでモニターすることが可能になるという。米カリフォルニア大学サンディエゴ校…

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米国で心不全による死亡が激増

 米国では、65歳以上の高齢者人口の増加に伴い、心不全による死亡が急激に増加していることが、カイザー・パーマネンテ・オークランド医療センターのJamal Rana氏らの研究で明らかになった。心疾患による死亡者の8人に1人は心不全を死因としており、10人中9…

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睡眠時無呼吸が糖尿病黄斑浮腫のリスク因子か

 睡眠時無呼吸が、場合によっては重度の視覚障害につながる糖尿病性眼疾患のリスク因子である可能性が、長庚記念病院(台湾)のJuifan Chiang氏らにより、第123回米国眼科学会年次総会(AAO 2019、10月12~15日、米サンフランシスコ)で報告された。  糖…

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brigatinibのALK陽性肺がん1次治療の結果、ESMO Asiaで発表/武田

 武田薬品工業は、2019年11月25日、同社グローバルサイトにて、ALK阻害薬による治療歴のない進行ALK陽性の非小細胞肺がんの成人患者に対するbrigatinibとクリゾチニブを評価した臨床第III相ALTA-1L試験の最新情報を発表した。  試験結果では、2年以上の追…

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血中トランス脂肪酸と認知症リスク~久山町研究

 トランス脂肪酸と認知症との関連はよくわかっていない。九州大学の本田 貴紀氏らは、トランス脂肪酸の客観的バイオマーカーである血清エライジン酸(trans 18:1 n-9)レベルと認知症やそのサブタイプとの関連をプロスペクティブに調査した。Neurology誌オ…

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C型肝炎ウイルスの薬剤耐性変異、世界規模で検証

 直接作用型抗ウイルス治療薬(DAA)の登場により、C型肝炎の治療は大幅に改善された。しかしその治療奏効率は、C型肝炎ウイルス(HCV)の薬剤耐性変異により低下する可能性がある。現在、DAAにはNS3/4Aプロテアーゼ阻害薬、NS5A阻害薬、NS5Bポリメラーゼ阻…

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AIで心電図から心房細動や死亡リスクを予測

 人工知能(AI)技術を用いて心電図波形を分析することで、心房細動の発症リスクが高い患者や1年以内に死亡するリスクが高い患者を同定できる可能性があることが、米国のグループによる2件の研究で示された。これらの研究結果は、米国心臓協会の年次集会(A…

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鼻の検体採取により肺がんリスクが分かる日は近い?

 スワブ(綿棒)により採取した鼻腔ぬぐい液の遺伝子検査で肺がんの発症リスクを調べることができる日が来るかもしれない―。そんな可能性が、米レイヒー病院・医療センターの呼吸器インターベンション専門医であるCarla Lamb氏らが実施した予備研究で示され…

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糖尿病でなくてもHbA1cが高いと痛みに鈍くなる

 糖尿病性神経障害は糖尿病の合併症だが、糖尿病ではなく血糖値が少し高いくらいであってもリスクになることが、日本人対象の研究で明らかになった。弘前大学大学院医学研究科分子病態病理学講座の水上浩哉氏らの研究によるもので、詳細は「Frontiers in En…

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