新型コロナ「罹患後症状のマネジメント」を公開/厚労省

提供元:ケアネット

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公開日:2021/12/03

 

 厚生労働省は、12月1日に「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント(暫定版)」を公開し、全国の自治体に周知を行った。

 本別冊は、COVID-19感染・回復後の患者の経過を診ているかかりつけ医などが、自身でそれらの症状に悩む患者に対して、どこまでどのようにアプローチ・フォローアップをすればよいのか、どのタイミングで専門医の受診を勧めるのか、などについて標準的な診療とケアについてまとめることを目的に、それぞれの分野で経験のある専門家が参集し、発刊したもの。

さまざまな視点から罹患後症状のフォローを解説

 おもな内容として下記の解説が行われている。
・WHOの定義:COVID-19の罹患後症状(いわゆる遷延症状あるいは後遺症)の紹介
・現時点の知見などを基にした、かかりつけ医などの医療従事者向けの診療や経過観察のあり方のまとめ
・かかりつけ医などがどの範囲まで対応し経過観察するのか、どのタイミングで専門医の受診を勧めるのかなどについて、各症状(呼吸器、循環器、嗅覚・味覚、精神・神経、痛み)ごとに記載
・小児へのアプローチや筋力低下などに対するリハビリテーション、および職場などへの復帰に関する産業医学的アプローチも記載

別冊の目次
1)罹患後症状
2)罹患後症状を訴える患者へのアプローチ
3)呼吸器症状へのアプローチ
4)循環器症状へのアプローチ
5)嗅覚・味覚症状へのアプローチ
6)精神・神経症状へのアプローチ
7)“ 痛み”へのアプローチ
8)小児へのアプローチ
9)罹患後症状に対するリハビリテーション
10)罹患後症状と産業医学的アプローチ

 また、注意点として本別冊の内容は、2021年11月26日現在の情報を基に作成したもので、今後の知見より内容修正が必要となる場合があること、厚生労働省、国立感染症研究所などのホームページから常に最新の情報を得るようにと注意を喚起している。

(ケアネット 稲川 進)

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