もしアルツハイマー病の正確な無料診断があったら 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2016/12/28 米国高齢者がアルツハイマー病を予測する検査を受けたいのか、また検査が行動に影響を及ぼすかは不明である。米国・スタンフォード大学のMeera Sheffrin氏らは、代表的なサンプルを使用し、将来のアルツハイマー病を正確に予測する無料検査を受けるかどうか、そのような検査を行うことが事前ケア計画にどのような影響を及ぼすかを調査した。Alzheimer's research & therapy誌2016年12月13日号の報告。 2012年のHealth and Retirement Study横断研究において、65歳以上の高齢者874人を対象に、アルツハイマー病の予測検査についての質問を行った。対象者は、将来のアルツハイマー病を正確に予測する無料検査への受診意向を回答した。その後、仮にアルツハイマー病を発症することがわかった場合、事前ケア計画活動を実施するかを0~100で評価し、スコアが50超をその活動を実施する可能性が高いと定義した。アルツハイマー病の検査に対する受診意向に関連する特性、事前治療指示書の作成や家族との医療計画の話し合いの影響を評価した。 主な結果は以下のとおり。 ・将来のアルツハイマー病を正確に予測する無料検査への受診意向は、全体の75%(648人)であった。 ・受診意向は、人種や教育水準に影響を受けなかったが、75歳以下で高かった(OR:0.71、95%CI:0.53~0.94)。 ・仮にアルツハイマー病を発症することがわかった場合、事前ケア計画活動を実施する可能性が高かったのは81%であった。一方、すでに実施している人は15%のみであった。 著者らは「アルツハイマー病の予測検査は関心が高く、事前ケア計画の話し合いに患者を引き入れる機会となる可能性を示唆している」としている。 関連医療ニュース 早期アルツハイマー病診断に有用な方法は アルツハイマーの早期発見が可能となるか 認知症になりやすい職業は (鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Sheffrin M, et al. Alzheimers Res Ther. 2016;8:55. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) CareNet AcademiaによるAI生成記事 このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 多発性骨髄腫の維持療法、2年vs.無期限/NEJM(2026/07/31) がん患者の肺塞栓症診断、YEARSアルゴリズムは有効か?/JAMA(2026/07/31) 基礎インスリンで治療中の2型糖尿病患者における、cagrilintide/セマグルチド配合薬の追加治療の有効性と安全性(解説:田村嘉章氏)(2026/07/31) 高リスクIgA腎症へのエンドセリンA受容体拮抗薬の腎機能低下抑制効果?(解説:浦信行氏)(2026/07/31) 認知症リスクを考慮した帯状疱疹ワクチン、最適なタイミングは(2026/07/31) 飲酒中のチェイサーは二日酔いの症状を軽減しない/大分大(2026/07/31) 脂肪肝は大腸がんの予後不良な肝転移を促進する?(2026/07/31) 重症外傷患者へのビタミンC投与は死亡や敗血症リスクの低下と関連(2026/07/31) セマグルチド使用拡大で誤使用による相談が急増(2026/07/31) 高齢入院患者の睡眠薬継続使用、院内転倒リスク上昇と関連(2026/07/31) [ あわせて読みたい ] ~プライマリ・ケアの疑問~ Dr.前野のスペシャリストにQ!【神経内科編】(2016/12/07) Dr.林の笑劇的救急問答12<上巻>(2016/10/07) Dr.加藤の「これだけ眼科」(2016/10/07) イワケンの「極論で語る感染症内科」講義 (2016/08/07) 総合内科専門医試験対策 “苦手”科目をクイック復習 2016 (2016/07/29) 総合内科専門医試験対策 アップデート問題はココが出る!2016 (2016/07/29) 感染症コンサルタント岸田が教える どこまでやるの!? 感染対策(2016/07/08) 認定内科医試験完全対策 総合内科専門医ベーシック vol.4(2016/06/07) 認定内科医試験完全対策 総合内科専門医ベーシック vol.3(2016/05/31)