抗CTLA-4抗体イピリムマブが悪性黒色腫に承認 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2015/07/08 ブリストル・マイヤーズ株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:ダビデ・ピラス)は2015年7月3日、ヒト型抗ヒトCTLA-4モノクローナル抗体イピリムマブ(商品名:ヤーボイ点滴静注液50mg)について、根治切除不能な悪性黒色腫を適応として、厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表。 イピリムマブは、根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とした海外第III相試験において、BRAF変異にかかわらず、対照群と比較して統計学的に有意な全生存期間(OS)の延長を示した。 イピリムマブは、T細胞の活性化を抑制する調節因子である細胞傷害性Tリンパ球抗原-4(CTLA-4)の働きを阻害することで、活性化T細胞における抑制的調節を遮断し、腫瘍抗原特異的なT細胞の活性化と増殖を促進させ、腫瘍増殖を抑制する。また、制御性T細胞(Treg)の機能低下及び腫瘍組織におけるTreg数の減少により腫瘍免疫反応を亢進させ、抗腫瘍効果を示すと考えられている。 2011年3月、米国において切除不能又は転移性悪性黒色腫の適応で承認されて以降、欧州、オーストラリア、カナダを含めこれまでに世界50ヵ国以上において承認されている。 ヤーボイの概要 商品名:ヤーボイ点滴静注液50mg 効能・効果:根治切除不能な悪性黒色腫 用法・用量:通常、成人にはイピリムマブ(遺伝子組換え)として1日1回3mg/kg(体重)を3週間間隔で4回点滴静注する。 ブリストル・マイヤーズ プレスリリースはこちら。 (ケアネット 細田 雅之) 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 転移性メラノーマにニボルマブ・イピリムマブ併用療法をFDAが承認 医療一般 (2015/10/09) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 発症2時間以内の脳出血、活性型第VII因子の有用性は?/Lancet(2026/02/17) HR+HER2+乳がん1次治療導入療法後のパルボシクリブ維持療法(解説:下村昭彦氏)(2026/02/17) 妊婦へのベンゾジアゼピン使用が妊娠アウトカムに及ぼす影響(2026/02/17) カカオの有効成分で、スポーツ時の判断力が向上(2026/02/17) BRCA1/2病的バリアント保持者におけるリスク低減乳房切除術、生存率を改善するか/JCO(2026/02/17) 日本における経口片頭痛予防薬の有効性、atogepant vs.リメゲパント(2026/02/17) 若手医師は帰属意識が高い?首都圏出身者も移住希望?/医師1,000人アンケート(2026/02/17) 全身治療後のサルベージ手術で示された、進行肺がんの新たな長期生存の可能性(2026/02/17) [ あわせて読みたい ] がん診断時から発現、抗がん剤が効かない。シリーズがん悪液質(2)【Oncologyインタビュー】第6回(2019/04/25) 食べられない、食べても痩せる…シリーズがん悪液質(1)【Oncologyインタビュー】第5回(2019/04/18) 第107回 日本泌尿器科学会総会 会長インタビュー【Oncologyインタビュー】第4回(2019/04/11) 副作用の強い分子標的薬の開始用量は?【忙しい医師のための肺がんササッと解説】第6回(2019/04/02) “医療者ではできない”がん患者支援…がん経験者コミュニティ「5years」【Oncologyインタビュー】第3回(2019/03/04) EGFR変異陽性例のSCLC転化とは何なのか? どう対応するか?【忙しい医師のための肺がんササッと解説】第5回(2019/02/28) 膀胱がん、BCG投与後のPD-L1発現誘導【Oncologyインタビュー】第2回 (2019/02/18) 高齢者HER2陽性乳がんに、安全かつ有効な化学療法を…JCOG1607(HERB TEA)【Oncologyインタビュー】第1回(2019/02/15) 高齢者に対するICIは効きが悪い?【忙しい医師のための肺がんササッと解説】第4回(2019/01/17) オシメルチニブの耐性機序【忙しい医師のための肺がんササッと解説】第3回(2018/12/14)