抗CTLA-4抗体イピリムマブが悪性黒色腫に承認

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ケアネット

抗CTLA-4抗体イピリムマブが悪性黒色腫に承認のイメージ

 ブリストル・マイヤーズ株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:ダビデ・ピラス)は2015年7月3日、ヒト型抗ヒトCTLA-4モノクローナル抗体イピリムマブ(商品名:ヤーボイ点滴静注液50mg)について、根治切除不能な悪性黒色腫を適応として、厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表。

 イピリムマブは、根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とした海外第III相試験において、BRAF変異にかかわらず、対照群と比較して統計学的に有意な全生存期間(OS)の延長を示した。

 イピリムマブは、T細胞の活性化を抑制する調節因子である細胞傷害性Tリンパ球抗原-4(CTLA-4)の働きを阻害することで、活性化T細胞における抑制的調節を遮断し、腫瘍抗原特異的なT細胞の活性化と増殖を促進させ、腫瘍増殖を抑制する。また、制御性T細胞(Treg)の機能低下及び腫瘍組織におけるTreg数の減少により腫瘍免疫反応を亢進させ、抗腫瘍効果を示すと考えられている。

 2011年3月、米国において切除不能又は転移性悪性黒色腫の適応で承認されて以降、欧州、オーストラリア、カナダを含めこれまでに世界50ヵ国以上において承認されている。

ヤーボイの概要
商品名:ヤーボイ点滴静注液50mg
効能・効果:根治切除不能な悪性黒色腫
用法・用量:通常、成人にはイピリムマブ(遺伝子組換え)として1日1回3mg/kg(体重)を3週間間隔で4回点滴静注する。

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(ケアネット 細田 雅之)

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