特発性肺線維症治療薬「ピレスパ錠200mg」韓国で製造販売承認を取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2012/08/09 塩野義製薬株式会社は8日、日東製薬株式会社(本社:韓国、ソウル)と韓国における販売に関するライセンス契約を締結したピルフェニドン(製品名:ピレスパ錠200mg)が、7月31日付で韓国において製造販売承認を取得したことを発表した。 ピレスパ錠は、米国マルナック社およびKDL株式会社から導入し、塩野義製薬が日本において2008年10月に、特発性肺線維症を適応症とした製造販売承認を世界で初めて取得し、同年12月から「ピレスパ錠」として発売を開始した。同製品は、線維化そのものを抑制するという新しい作用機序で、特発性肺線維症の進行を抑えることが期待されている。韓国においては、2011年5月のライセンス契約締結後、日東製薬が開発を進め、2012年4月に製造販売承認申請を行っていたが、希少疾病用医薬品として優先審査され、承認された。 なお、韓国での製品名は日本と同じ「ピレスパ錠」であり、日東製薬から発売する予定だという。 詳細はプレスリリースへ(PDF) http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/120808.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 再発を伴わない二次性進行型多発性硬化症、tolebrutinibが障害進行リスク抑制/NEJM(2025/04/25) 米国出生率、中絶禁止導入州で上昇/JAMA(2025/04/25) 症状のない亜鉛欠乏症に注意、亜鉛欠乏症の診療指針改訂(2025/04/25) サブタイプ別転移乳がん患者の脳転移発生率、HER2低発現の影響は(2025/04/25) 2年間のフレマネズマブ治療の有効性および継続性〜国内単一施設観察研究(2025/04/25) 遺伝性アルツハイマーへのgantenerumab、発症リスク低下に有効か(2025/04/25) tenecteplase、脳梗塞治療でアルテプラーゼと同等の効果(2025/04/25) 低ホスファターゼ症の新たな歯科症状が明らかに―全国歯科調査(2025/04/25)