高齢者のレボチロキシンは中止できるか?(解説:田村 嘉章 氏)-2115

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2026/05/20

本記事のコメンテーター

田村 嘉章( たむら よしあき ) 氏

東京都健康長寿医療センター 糖尿病・代謝・内分泌内科専門部長、救急診療部専門部長

 高齢者では甲状腺機能低下症の有病率が高く、甲状腺ホルモン製剤が投与されている者が多い。近年、高齢者におけるポリファーマシーの弊害が叫ばれるようになり、不要な薬剤の減量や中止が推奨されているが、甲状腺ホルモン薬中止についてのエビデンスは不足しており、判断がつかぬまま薬剤が長期継続されているケースも多い。
 オランダで行われた本研究は、60歳以上(中央値70歳)の高齢者でレボチロキシン(LT4)を≦150μg/…

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