2ヵ月1回の注射が女性をHIV感染から守る(解説:岡 慎一 氏)-1519

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2022/04/22

本記事のコメンテーター

岡 慎一( おか しんいち ) 氏

国立国際医療研究センター病院 エイズ治療・研究開発センター 名誉センター長

J-CLEAR推薦コメンテーター

性交渉によるHIV感染に対するリスクグループは、不特定多数を相手にする男性同性愛者(men who have sex with men:MSM)およびcommercial sex worker(CSW)を中心とした女性である。性交渉によるHIV感染予防には、コンドームの使用などsafer sexの実施が推奨されてきたが、それだけでは不十分であることが、多くの疫学データから示されていた。一方、MSMにおいては、10年以上前よりHIVウイルスに曝露する前に予防的にTDF-FTC(…

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本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。