腎交感神経除神経術の長期降圧効果と安全性(解説:冨山 博史 氏)-1516

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2022/04/18

本記事のコメンテーター

冨山 博史( とみやま ひろふみ ) 氏

東京医科大学 循環器内科 教授

J-CLEAR評議員

 既報のSPYRAL HTN-ON MED試験は、試験開始前の少なくとも6週間、安定した用量で1~3種類の降圧薬を服用しても診察室収縮期血圧が150~180mmHgであり、かつ24時間平均収縮期血圧が140~170mmHgの範疇の症例を対象に、無作為、単盲検、Shamコントロール試験として実施された。同試験では、術後6ヵ月の腎交感神経除神経術の有意な降圧効果を報告している。今回の試験(ON-MED長期試験)は、その後の追跡研究であり、SPYRAL HTN-ON …

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