CORAL研究が動脈硬化性腎動脈狭窄症の診療にもたらすもの(コメンテーター:冨山 博史 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(163)より- 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2013/12/19 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 冨山 博史( とみやま ひろふみ ) 氏 東京医科大学 循環器内科 教授 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 腎動脈ステントは薬物療法を超えるか?/NEJM(2013/12/09掲載) CORAL研究は、重症動脈硬化性腎動脈狭窄(血管造影で80%以上狭窄あるいは60~80%未満狭窄で圧格差20mmHg以上と定義)で、高血圧(2剤以上の降圧薬服用だが収縮期血圧[SBP]155mmHg以上と定義)あるいは慢性腎臓病(eGFR 60mL/分/1.73m2未満と定義)を有する症例に対する腎動脈形成術・ステント留置術(renal revasculalization stenting: RRVS)の効果を検討した多施設共同前向き研究である。 ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 参考文献・参考サイトはこちら 1) Textor SC et al. Kidney Int. 2013; 83: 28-40. 2) ASTRAL Investigators et al. N Engl J Med. 2009; 361: 1953-1962. 3) Hansen KJ et al. J Vasc Surg. 2002; 36: 443-451. 4) Saad A et al. Circ Cardiovasc Interv. 2013; 6: 428-435. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 冨山 博史先生の他のコメント 機械的血栓回収療法後の脳卒中急性期の血圧管理目標レベル(解説:冨山博史氏) (2023/09/26掲載) 腎交感神経除神経術の長期降圧効果と安全性(解説:冨山博史氏) (2022/04/18掲載) 降圧薬の処方内容はCOVID-19予後に影響するか?(解説:冨山博史氏)-1231 (2020/05/20掲載) 腎交感神経除神経術は心房細動アブレーション治療のオプションか?(解説:冨山博史氏)-1172 (2020/02/03掲載) 青年期心血管疾患発症リスク評価における米国新規血圧分類の有用性の検証(CARDIA研究から)(解説:冨山博史氏)-953 (2018/11/16掲載) 腎交感神経除神経降圧療法と降圧薬(解説:冨山博史氏)-885 (2018/07/11掲載) 降圧療法としての新たな腎除神経法(解説:冨山博史 氏)-867 (2018/06/08掲載) 高血圧治療法の新たな展開?(解説:冨山博史 氏/椎名一紀 氏)-738 (2017/10/02掲載) SPYRAL HTN-OFF MED研究:腎除神経は降圧効果を有するか?(解説:冨山博史 氏)-733 (2017/09/22掲載) 中高年高血圧症例では足関節上腕血圧比測定を考慮する必要はあるか?(解説:冨山 博史 氏)-429 (2015/10/12掲載) DENERHTN研究は腎交感神経焼灼術の降圧効果の有効性をどこまで明らかにしたか(解説:冨山 博史 氏)-309 (2015/02/13掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 1950~2023年の年齢・男女別の死亡率の推移~世界疾病負担研究/Lancet(2025/10/28) HER2変異陽性NSCLCの1次治療、sevabertinibの奏効率71%(SOHO-01)/ESMO2025(2025/10/28) MSI-H大腸がん、ニボルマブへのイピリムマブ追加でPFS延長傾向(CheckMate 8HW)/ESMO2025(2025/10/28) 「若者は管理職になりたがらない」は医師にも当てはまる?/医師1,000人アンケート(2025/10/28) アルツハイマー病のアジテーションに対するブレクスピプラゾール〜RCTメタ解析(2025/10/28) 心血管疾患の発症前にはほぼ常に警告サインあり(2025/10/28) ビタミンD欠乏症が10年間で有意に減少、骨折リスク低減に期待(2025/10/28)