左冠動脈主幹部病変はPCIとCABGのいずれで治療しても予後は同じ(解説:上田 恭敬 氏)-1145

左冠動脈主幹部に目視で70%以上の狭窄病変あるいは虚血が示された50~70%の狭窄病変があり、SYNTAX scoreが32以下である、PCIとCABGのいずれによっても血行再建が可能とハートチームにより判断された患者を対象として、XIENCEステントを用いたPCIで治療する群(PCI群:948症例)とCABGで治療する群(CABG群:957症例)のいずれかに割り付けた、多施設無作為化比較試験(EXCEL試験)の5年フォローの結果が報告された。主要エンド…
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本記事のコメンテーター
上田 恭敬( うえだ やすのり ) 氏
国立病院機構大阪医療センター 循環器内科 科長
J-CLEAR評議員