重症域の妊娠高血圧症候群に対する経口降圧薬の効果比較(解説:三戸 麻子 氏)-1121 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2019/10/17 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 三戸 麻子( みと あさこ ) 氏 国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 母性内科 医長 オリジナルのニュース 重症妊娠高血圧、経口薬ではニフェジピンがより効果大か/Lancet(2019/08/15掲載) 重症域の妊娠高血圧症候群に対する降圧加療として、ニフェジピン、ラベタロール、メチルドパという日常診療で頻用されている経口薬の降圧効果・副作用を直接比較している点が画期的である。また、緊急の降圧が必要な症例に対しては経静脈的な降圧加療が行われることも多いが、それがかなわない状況も考慮してすべて経口薬で行っている部分も斬新と思われる。Primary outcomeはニフェジピン群がメチルドパ群より有意に達成していた… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 三戸 麻子先生の他のコメント 妊娠によって明らかになった将来の健康ハイリスク女性に対する、効果的な産後介入の可能性(解説:三戸麻子氏) (2024/01/10掲載) 妊娠高血圧症候群と長期的な児への影響(解説:三戸麻子氏) (2022/11/10掲載) 高血圧合併妊娠において、非重症域の高血圧症の妊婦、目標<140/90mmHgの積極的治療が有用(解説:三戸麻子氏) (2022/05/03掲載) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 二次性僧帽弁逆流症、TEER vs.僧帽弁手術/NEJM(2024/09/20) β遮断薬長期服用MI既往患者、服薬の中断vs.継続/NEJM(2024/09/20) 日本人の高リスクStage I NSCLCへの術前ニボルマブ(POTENTIAL)/ESMO2024(2024/09/20) 高悪性度のHR+/HER2-進行乳がん1次治療、化学療法と比べアベマシクリブ+ETが早期ORR良好(ABIGAIL)/ESMO2024(2024/09/20) レビー小体型認知症に対する抗認知症薬の10年間フォローアップ調査(2024/09/20) インフルワクチン接種と急性腎障害の関連~高齢者での検討(2024/09/20) セマグルチドを使用しても自殺リスクは上昇せず(2024/09/20) 愛情に関わる脳領域を科学的に証明(2024/09/20) [ あわせて読みたい ] 毎日使える 街場の血液学(2019/10/09) Dr.林の笑劇的救急問答14<下巻>(2019/08/07) Dr.安部の皮膚科クイズ 初級編(2019/07/15) ~プライマリ・ケアの疑問~ Dr.前野のスペシャリストにQ!【精神科編】(2019/06/15) Dr.たけしの本当にスゴい高齢者身体診察(2019/05/15) J-COSMO(ジェイ・コスモ)Vol.1 No.1(2019/04/17) Dr.林の笑劇的救急問答14<上巻>(2019/03/15) 志水太郎の診断戦略ケーススタディ(2019/02/15) Dr.長尾の胸部X線クイズ 上級編 (2019/01/15)