待機的PCIの実施率、国内で4倍以上の地域格差~J-PCIレジストリ/日本循環器学会
日本国内における待機的経皮的冠動脈インターベンション(PCI)の実施件数には、依然として地域ごとに4倍以上の大きな格差が存在し、人口、面積当たりのPCI実施可能施設の密度が過剰介入に関連している可能性が、J-PCIレジストリを用いた大規模解析より示唆された。齋藤 佑一氏(千葉大学医学部附属病院 循環器内科)が3月20~22日に開催された第90回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studies 4にて報告した。
2013年のDPCデータを用いた先行研究では、急性心筋梗塞(AMI)に対する人口10万人当たりのPCI実施件数は全国で比較的均一であった一方、安定冠動脈疾患(安定狭心症)に対する待機的PCIの実施件数には顕著な地域差があることが示されていた。