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循環器内科/心臓血管外科の海外論文・最新ニュースアーカイブ|page:11

質の低い睡眠と食生活が肥満や心臓病を増やす

 睡眠不足が不健康な食生活の引き金となり、この二つが女性の肥満や心疾患のリスクを高める可能性を示唆する報告が、「Journal of the American Heart Association」2月17日オンライン版に掲載された。  米コロンビア大学のBrooke Aggarwal氏らは、20~76歳の女性495人を対象に、睡眠習慣と食習慣との関連を検討した。主な背景は、平均年齢37±16歳、BMI25.9±5.7、睡眠時間6.76±1.24時間で、全体の39%は睡眠の質が悪いと判定された。摂取エネルギー量は平均1,433±862kcalだった。

ACS発症の2型DM、低HDL-C値へのapabetalone追加投与は?/JAMA

 急性冠症候群(ACS)を発症した2型糖尿病でHDLコレステロール値が低い患者に対し、標準治療に加え、選択的BET(bromodomain and extraterminal)タンパク質阻害薬であるapabetaloneを投与しても、主要有害心血管イベントリスクは有意には低下しないことが示された。英国・インペリアル・カレッジ・ロンドンのKausik K. Ray氏らによる、多施設共同プラセボ対照無作為化二重盲検試験の結果で、JAMA誌オンライン版2020年3月27日号で発表された。apabetaloneはブロモドメイン2をターゲットとしており、アテローム血栓症との関連経路に良好な影響をもたらす可能性があると見なされ、プール第II相試験データでは、臨床的アウトカムへの良好な影響が示唆されていたという。

ISCHEMIA試験、侵襲的治療で狭心症関連の健康状態良好/NEJM

 中等度以上の虚血が認められる安定虚血性心疾患の患者に対し、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)または冠動脈バイパス術(CABG)などの侵襲的治療は、至適薬物治療による非侵襲的治療に比べ、狭心症関連の健康状態アウトカムが良好であることが示された。この差はベースラインにおいて、狭心症の症状発生頻度が高い患者でより大きいことも示されたという。米国・ミズーリ大学カンザスシティー校のJohn A. Spertus氏らが、5,000例超を対象に行った「ISCHEMIA試験」の結果で、NEJM誌オンライン版2020年3月30日号で発表した。ISCHEMIA試験ではすでに、侵襲的治療と非侵襲的治療による臨床イベント発生率を比較しており、両群で有意差がなく、その結果については昨年公表していた。

スタチンと降圧薬の併用と認知症リスク

 脂質異常症や高血圧症は、アルツハイマー病やこれに関連する認知症(ADRD:Alzheimer's disease and related dementia)の修正可能なリスク因子である。65歳以上の約25%は、降圧薬とスタチンを併用している。スタチンや降圧薬が、ADRDリスクの低下と関連するとのエビデンスが増加する一方で、異なる薬剤クラスの併用とADRDリスクに関するエビデンスは存在しない。米国・ワシントン大学のDouglas Barthold氏らは、異なる薬剤クラスの組み合わせによるスタチンと降圧薬の併用とADRDリスクとの関連について、検討を行った。PLOS ONE誌2020年3月4日号の報告。

交通騒音で糖尿病や高血圧のリスク上昇? AHAニュース

 混雑した道は、そこを通り抜けるだけでも心の落ち着きを失うことがある。しかし影響はそれにとどまらず、交通騒音によって高血圧や糖尿病の発症リスクが高まる可能性があるという研究結果が報告された。詳細は、「Journal of the American Heart Association」3月9日オンライン版に掲載された。  この研究は、カナダのトロントに住む35~100歳の一般市民100万人以上を15年間にわたって追跡したもの。その結果、交通騒音の平均値が10デシベル上昇するごとに、糖尿病の新規発症が8%、高血圧が2%増加するという関連が認められた。糖尿病や高血圧のリスク上昇との関連が報告されている大気汚染の影響や社会経済的因子で調整しても、リスクは高いままだった。また、これらの関係は、男性より女性、高齢者より若年者(60歳未満)でより強かった。

HbA1c6.5%未満でPCI後の心血管死リスクが増大

 糖尿病患者に対する経皮的冠動脈インターベンション(PCI)施行後の生命予後とHbA1cの関連を検討した結果が「Cardiovascular Diabetology」2月18日オンライン版に掲載された。初回PCI後の心血管死リスクが最も低いのはHbA1c7.0~7.5%であり、HbA1c6.5%未満では有意なリスク増加が認められたという。順天堂大学大学院医学研究科循環器内科の船水岳大氏、岩田洋氏らが、同大学で行われているPCIレジストリ「J-PACT」のデータを解析し明らかになった。  厳格な血糖管理による細小血管症抑止のエビデンスは豊富だが、大血管症に対してはエビデンスが確立されておらず、むしろリスクを高める可能性が報告されている。ただし日本人を対象とする心血管イベント二次予防における血糖管理に関する報告は少ない。

週5日以上の入浴で脳心血管リスク減少~日本人3万人の前向き調査

 入浴は、血行動態機能を改善することから心血管疾患予防効果があると考えられているが、心血管疾患リスクへの長期的効果を調べた前向き研究はなかった。今回、大阪府立公衆衛生研究所の鵜飼 友彦氏らが中年期の日本人約3万人を追跡調査し、入浴頻度が心血管疾患リスクと逆相関することを報告した。Heart誌オンライン版2020年3月24日号に掲載。  本研究の対象は、心血管疾患またはがんの病歴のない40〜59歳の3万76人で、1990年から2009年まで追跡調査した。参加者を浴槽での入浴の頻度で、0〜2回/週、3〜4回/週、ほぼ毎日の3つに分類した。従来の心血管疾患リスク因子と食事因子を調整後、Cox比例ハザードモデルを用いて心血管疾患発症のハザード比(HR)を推定した。

COVID-19重症例、COPDや糖尿病併存が転帰不良

 中国・広州医科大学のWei-Jie Guan氏らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の併存疾患を層別化し、重篤な有害転帰リスクを評価した。その結果、併存疾患のない患者よりも併存疾患を有する患者で転帰が不良になることを示唆した。また、併存疾患数の多さが転帰不良と相関していたことも明らかにした。The European respiratory journal誌オンライン版3月26日号掲載の報告。  研究者らは2019年12月11日~2020年1月31日の期間、中国本土の31省・市・区の病院、575施設に入院した患者1,590例のデータを分析。複合エンドポイントはICUへの入室、侵襲的換気、死亡で、その到達リスクとして併存疾患の有無と数を比較した。

1日の歩数が多いほど、死亡リスクは低下/JAMA

 1日に歩く歩数が多いほど全死因死亡リスクは低下することが、米国・国立衛生研究所(NIH)のPedro F. Saint-Maurice氏らによる、同国サンプル成人をベースとした検討で示された。一方で、1日の総歩数で調整後の、歩行強度と死亡とには有意な関連はみられなかったという。JAMA誌2020年3月24日号掲載の報告。  研究グループは、歩行数と歩行強度および死亡との用量依存の関連を調べるため、全米健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey)の被験者で、2003~06年に最長7日間加速度計による装着測定評価を受けた4,840例を対象に試験を行った。

低用量アスピリンの使用で肝炎患者の肝臓がんリスクが低下か

 B型肝炎やC型肝炎の患者は肝臓がん(肝細胞がん)の発症リスクが高い。しかし、低用量アスピリンを毎日使用することで、そのリスクを有意に低減できる可能性があるとする研究結果を、米ハーバード大学医学大学院のTracey Simon氏らが「New England Journal of Medicine」3月12日号に発表した。  この研究では、スウェーデンの登録データを用いて、低用量アスピリン(160mg以下)の使用歴がなく、2005年7月~2013年12月の間にB型またはC型肝炎の診断を受け、2015年12月31日まで追跡可能なデータがある18歳以上の成人患者5万275人を特定。このうち1万4,205人が、心筋梗塞や脳卒中の予防目的で低用量のアスピリンの使用を開始していた。Simon氏らは、アスピリン使用の有無と、その後の肝臓がんや肝疾患に関連した死亡などのリスクとの関連について検討した。