マラリア抑制にイベルメクチンが有効/NEJM 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2025/08/05 イベルメクチンは、内部寄生虫と外部寄生虫の双方に有効なエンデクトサイドであり、集団投薬によりオンコセルカ症やリンパ系フィラリア症の伝播を抑制することが知られている。スペイン・ISGlobalのCarlos Chaccour氏らは「BOHEMIA試験」において、マラリアが高度に蔓延した地域に居住する小児では、アルベンダゾールと比較してイベルメクチンの集団投薬は、マラリア感染率が有意に低く、安全性に関する懸念はみられないこと示… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 (医学ライター 菅野 守) 原著論文はこちら Chaccour C, et al. N Engl J Med. 2025;393:362-375. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 HIV・結核・マラリア対策、1ドル投資で19ドルの健康の利得可能/Lancet ジャーナル四天王(2025/07/18) 米国の国際援助打ち切り、世界の死亡率に及ぼす影響/Lancet ジャーナル四天王(2025/07/31) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] monarchE適格基準を満たす乳がんの予後、サブグループ間でばらつき(2025/08/05) 日本の認知症動向、その傾向と地域差(2025/08/05) 肺がん個別化医療のさらなる進展を目指し、サーモフィッシャーと戦略的提携/国立がん研究センター(2025/08/05) 幹細胞移植で移植患者の免疫抑制薬が不要に?(2025/08/05) 孤独感は心身の健康に悪影響を及ぼす(2025/08/05) 早い時間に寝ると翌日の運動量が増える(2025/08/05) [ あわせて読みたい ] 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18) ASCO2025 まとめ(2025/06/02) かかりつけ医のためのがん患者フォローアップ(2025/06/13) 医療・介護施設従事者のための転倒・転落事故へのアプローチ ~転倒・転落事故のメカニズム、予防、事故後フォローのすべて~(2025/02/27) 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01) 旬をグルメしながらCVIT誌のインパクトファクター獲得を祝福する【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第63回(2023/08/29)