【医師限定記事】「10代へのタミフル使用」は医師の見解が分かれる 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/07/16 6月3日に厚生労働省の作業部会が「タミフルの影響を明確に否定するデータはなく、10代のタミフル使用を見合わせている現状の措置を続けるのが妥当」とする見解を示したが、医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」で行ったアンケート「10代へのタミフル使用をどう考えるか?」によると、医師の見解が分かれる結果となった。アンケートは2009/06/12から2009/07/12まで行われ、998名の医師が参加した。それによると、「10代にはタミフルを使う必要はない」12%、「ケースに応じて使用すべき」53%、「10代への使用も全面的に認めるべき」34%となった。掲示板のコメントでも、「タミフル服用で異常行動を起こした症例と起こしていない症例には、発熱の程度や、発症から投与までの時間、投与後の解熱の程度(アセトアミノフェンの使用例でも)に差があるかないか、明確なデータが得られていない以上、症例毎に注意喚起をしながら使用するのが妥当と考えます」といった声や「ずっと疑問だったのですが、異常行動死した人の中に実はインフルエンザだったという人がいるのではないかということです。この数字が統計から抜けている限り、インフルエンザ患者における異常行動死へのタミフル服用の影響はきちんと計算できないのでは?今の統計はあくまでもインフルエンザと診断がついた人の中での統計で、異常行動死がインフルの影響なのか、タミフルを服用したことによるものかあやふやだと思いますが」といった調査結果への疑問が見られた。また「インフルエンザ治療の基本が問われているのではないでしょうか?季節性インフルエンザのタミフル耐性が>90%となった事実があり、あえて耐性化を促進するデメリットと、重症者や基礎疾患に使用して救命をはかるメリットを冷静に比較すべきではないでしょうか?」という意見も見られた。さらに「個人的には処方しなくても良いと思ってますが、患者さんの家族からはタミフルを希望されるケースは多いです」といった声、新型インフルの再流行が懸念されている秋以降のタミフル使用に不安があるといった声も聞かれた。 ●アンケート結果の詳細はこちらhttp://www.carenet.com/click/voice/result.php?eid=77 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] GLP-1受容体作動薬、物質使用障害の予防や治療に有効か/BMJ(2026/03/13) 最新の人工股関節、30年後も92%が再置換術不要/Lancet(2026/03/13) nalbuphine:IPFに伴う慢性咳嗽に対する新しいアプローチ(解説:田中希宇人氏/山口佳寿博氏)(2026/03/13) 末梢動脈疾患(PAD)の症状改善にメトホルミンは無効(解説:小川大輔氏)(2026/03/13) PHSは過去のもの?それとも現役?/医師1,000人アンケート(2026/03/13) 胃がん術後の早期経口摂取、ガイドライン記載も実施は2割/日本胃癌学会(2026/03/13) 日本における妊娠および授乳中のブレクスピプラゾール投与、その安全性を評価(2026/03/13) 脳外傷後の迅速な神経リハがアルツハイマー病のリスクを抑制する(2026/03/13) エクソーム解析で家族性高コレステロール血症の遺伝子変異保有者を特定可能(2026/03/13) 身体活動習慣を維持することが中年期の累積ストレスの少なさと関連(2026/03/13)