イレッサ、欧州にて販売承認勧告取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/05/11 英国アストラゼネカ社は7日、欧州医薬品審査庁(EMEA)で医薬品の科学的評価を担当する医薬品委員会(CHMP)において、抗がん剤「イレッサ」(一般名:ゲフィチニブ)が非小細胞肺がんを対象に販売承認勧告を受けたことを発表した。今回のCHMPの販売承認勧告は、治療歴を問わずEGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移性非小細胞肺がんの成人患者を対象にしたもの。イレッサはEGFRチロシンキナーゼを阻害し、腫瘍細胞の増殖、浸潤、転移の伝達シグナルを阻害することで抗腫瘍効果を発揮する。EGFR遺伝子変異は欧州においては肺がん患者の10~15%でみられ、そのような患者ではイレッサに対する感受性が高いことが試験で示されている。欧州(上位5ヵ国)では、毎年新たに進行肺がんと診断される患者は約106,000人にのぼるという。詳細はプレスリリースへhttp://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_05_07.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 超加工食品、摂取量が多いと死亡リスク増大~30年超の調査/BMJ(2024/05/17) 新生児の緊急挿管、ビデオ喉頭鏡vs.直接喉頭鏡/NEJM(2024/05/17) 取り過ぎた塩分を出す「排塩コントロール」と具体的な指導方法(2024/05/17) マヨネーズをオリーブ油にすると認知症死亡が14%低下(2024/05/17) SSRI使用と男性不妊症との関連(2024/05/17) ゴルフや水泳がALSリスクを上昇させる?(2024/05/17) 乳がんサバイバー、二次がんの発症リスク増か(2024/05/17)