ペグフィルグラスチム自動投与デバイスが承認取得、化学療法後の通院不要に/協和キリン

提供元:ケアネット

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公開日:2022/08/04

 

 協和キリンは、2022年8月1日、テルモと共同開発中の持続型G-CSF製剤ペグフィルグラスチムの自動投与デバイス(製品名:ジーラスタ皮下注 3.6mg ボディーポッド)について、がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制を適応症とした製造販売承認を7月28日付で取得したことを発表した。

ジーラスタボディーポッドは薬剤が一定時間後に自動投与される機能搭載

 ジーラスタ皮下注 3.6mg ボディーポッドはAmgen K-A 社より導入した持続型 G-CSF 製剤。がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制を適応症として日本にて2014年より販売しており、医療機関では通常、がん化学療法剤投与終了後の翌日以降に投与される。同デバイスは、薬剤が一定時間後に自動で投与される機能を搭載している。がん化学療法と同日に使用することでジーラスタ投与のための通院が不要となることから、患者さんの通院と医療従事者の業務の負担軽減が期待される。

 協和キリンが実施したペグフィルグラスチムの安全性の評価を目的とする第I相臨床試験の結果に基づき2021年 8月に厚生労働省へ製造販売承認申請を行い、承認を取得した。

<製品概要>
・販売名:ジーラスタ皮下注3.6mgボディーポッド
・一般名:ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え)
・効能・効果:がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制
・用法・用量:
通常、成人にはがん化学療法剤投与終了後の翌日以降、ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え)として、3.6mgを化学療法1サイクルあたり1回皮下投与する。
・製造販売承認日:2022年7月28日

(ケアネット 遊佐 なつみ)