抗悪性腫瘍剤サイラムザ、承認取得

提供元:ケアネット

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公開日:2015/04/01

 

 日本イーライリリー株式会社は3月26日、抗悪性腫瘍剤「サイラムザ点滴静注液100mg、同点滴静注液500mg」(一般名:ラムシルマブ[遺伝子組み換え]以下、サイラムザ)について、厚生労働省より「治癒切除不能な進行・再発胃癌」に対する治療薬として製造販売承認を取得したと発表した。

 サイラムザは、ヒト型抗血管内皮細胞増殖因子(VEGF)受容体2モノクローナル抗体で、胃がん治療における初の血管新生阻害剤。進行胃がん患者を対象に行われた2つの第III相国際共同試験(RAINBOW、REGARD)において、全生存期間と無増悪生存期間の両方で統計学的に有意な改善を示したという。

 今回の承認は、化学療法後に増悪が認められた進行胃腺がんまたは胃食道接合部腺がん患者を対象に、サイラムザとパクリタキセルの併用群と、プラセボとパクリタキセルの併用群とを比較したRAINBOW試験および、支持療法(Best Supportive Care:BSC)下において、サイラムザ投与群とプラセボ投与群とを比較したREGARD試験の結果に基づいているとのこと。

 サイラムザは、2014年4月に米国で初めて承認され、昨年末には欧州で承認されている。

詳細は日本イーライリリーのプレスリリース(PDF)

(ケアネット)