再発・難治性の濾胞性リンパ腫治療薬タファシタマブを発売/インサイト・ジャパン

提供元:ケアネット

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公開日:2026/03/19

 

 インサイト・バイオサイエンシズ・ジャパンは、「再発又は難治性の濾胞性リンパ腫」の適応で、タファシタマブ(遺伝子組換え)(商品名:ミンジュビ)を2026年3月18日に発売したことを発表した。タファシタマブとリツキシマブおよびレナリドミドの併用療法は、再発・難治性のFLに対する日本初のCD19およびCD20の両方を標的とした免疫療法となる。

 濾胞性リンパ腫(FL)はわが国で2番目に多いB細胞性非ホジキンリンパ腫の緩徐進行型であるが、根治が困難で初回治療後も再発を繰り返すことが多く、再発のたびに予後が不良となり、約20%が治療開始後2年以内に病勢進行もしくは再発する。タファシタマブは、CD19を標的としたフラグメント結晶化可能領域(Fc)改変ヒト化モノクローナル抗体で、B細胞性腫瘍の細胞膜上に発現するCD19に結合し、抗体依存性細胞傷害(ADCC)および抗体依存性細胞貪食(ADCP)活性およびアポトーシスを誘導することにより、腫瘍増殖抑制作用を示すと考えられている。

<製品概要>
・販売名:ミンジュビ点滴静注用200mg
・一般名:タファシタマブ(遺伝子組換え)
・効能又は効果:再発又は難治性の濾胞性リンパ腫
・用法及び用量:
リツキシマブ(遺伝子組換え)及びレナリドミドとの併用において、通常、成人にはタファシタマブ(遺伝子組換え)として12mg/kg(体重)を1日1回点滴静注する。28日間を1サイクルとして、最初の3サイクルは1週間間隔で4回(1、8、15及び22日目)、4サイクル以降は2週間間隔で2回(1及び15日目)投与する。最大12サイクルまで投与を継続する。
・薬価:200mg1瓶125,201円
・製造販売承認日:2025年12月22日
・薬価基準収載日:2026年3月18日
・発売日:2026年3月18日
・製造販売元:インサイト・バイオサイエンシズ・ジャパン合同会社

(ケアネット 金沢 浩子)