冠動脈CT:カルシウム容積スコアと密度スコア(コメンテーター:近森 大志郎 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(164)より- 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2013/12/25 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 近森 大志郎( ちかもり たいしろう ) 氏 東京医科大学 第二内科 教授 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 冠動脈石灰化スコア、密度スコアを加えることでリスク予測能上昇/JAMA(2013/12/02掲載) 冠動脈カルシウム・スコアは従来の冠危険因子に加えて、心血管疾患イベント(心臓死・心筋梗塞・脳梗塞など)の独立したリスク因子として確立している。しかしながら、冠動脈石灰化は中膜に出現し、スタチンによる治療過程にて密度が亢進するとの基礎的報告もあることから、冠動脈プラーク病変の治癒過程を反映しているとの意見もある。このことは、冠動脈石灰化の容積と密度を合わせて評価している、従来のカルシウム・スコア… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 近森 大志郎先生の他のコメント SCOT-HEART試験:冠動脈疾患による狭心症が疑われる症例への冠動脈CT検査(解説:近森 大志郎 氏)-342 (2015/04/13掲載) PROMISE試験:冠動脈疾患に対する解剖的評価と機能評価検査の予後比較(解説:近森 大志郎 氏)-328 (2015/03/31掲載) 冠動脈プラーク評価におけるフッ化ナトリウムおよびFDG‐PETの比較(コメンテーター:近森 大志郎 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(170)より- (2014/01/20掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(82)〕 2型糖尿病患者に対して冠動脈カルシウム・スコアは有用な検査か? (2013/04/09掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 術前療法後に残存病変を有するHER2+早期乳がん、T-DXd vs.T-DM1(DESTINY-Breast05)/NEJM(2025/12/18) 経口orforglipron、2型糖尿病の肥満にも有効/Lancet(2025/12/18) パラチフスAに対するワクチンの安全性、有効性と免疫原性(解説:寺田教彦氏)(2025/12/18) 片頭痛の急性期治療・発症抑制に適応の経口薬「ナルティークOD錠 75mg」発売/ファイザー(2025/12/18) 慢性鼻副鼻腔炎の手術後の再発を防ぐ留置ステントへの期待/メドトロニック(2025/12/18) 週1回のチーズ摂取で日本人高齢者の認知症リスクが低下(2025/12/18) 百日咳より軽症とは限らない?パラ百日咳の臨床転帰(2025/12/18) 歯の根管治療は心臓の健康にも有益(2025/12/18) [ あわせて読みたい ] さわやま流 音楽的聴診術<下巻>(2013/10/07) Vol. 1 No. 3 特集 心房細動と抗血栓療法(2013/09/03) さわやま流 音楽的聴診術<上巻>(2013/07/22) Vol. 1 No. 2 特集 心血管イベントの抑制を念頭においた糖尿病管理(2013/06/18) Dr.香坂の循環器診療 最前線<第2巻>(2013/04/08) Vol. 1 No. 1 特集 なぜ、日本のACS治療は海外に比べ成績がよいのか?(2013/04/02) Dr.香坂の循環器診療 最前線<第1巻>(2013/01/08)