Dr.香坂の循環器診療 最前線<第1巻>
循環器疾患の本質を押さえよう !
- シリーズ名
- Dr.香坂の循環器診療 最前線
- 診療科
- 循環器内科/心臓血管外科
- 収録内容
- 第1回「心房細動はどこを治療する?」
第2回「狭心症の診断と治療」
第3回「心不全は見た目ではない」 - 講師
- 香坂 俊
- 収録時間
- 92 分
- 価格
- 6,810円(税込)
- 発行日
- 2012-08-20
- 商品コード
- CND0179
絶えず進歩し続けるダイナミックな循環器領域。その診断・治療法について最新の研究結果をカバーしながら、疾患概念の本質(コア)を押さえるお手伝いをします。
様々な検査や治療方法がからんでくる循環器は一見複雑ですが、派手な所見や手技に目を奪われず、その患者さんにとって一番大事なポイントを押さえることが肝要です。豊富なエビデンスとリサーチをもとに、臨床の現場ですぐに役立つ情報を基本から分かりやすく解説。実際の処方例や検査のアプローチの仕方を見直しながら、視野を広げて、着実にステップアップしていきましょう!
第1回「心房細動はどこを治療する?」
心房細動のポイントはまず“やり過ぎない”こと。そして、リスクを知った上で最大限効果を挙げられる治療法を選ぶことです。
「心房細動はすべて敵だ!」というような、一昔前の考え方を捨て、どの人にどのような手段を選んでいくのか、テーラーメードな治療の選択を目指しましょう。
第2回「徹底的にエビデンスにこだわった狭心症の診断と治療」
ダイナミック(動的)な疾患、安定狭心症。そのワークアップは安静時の症状や心電図だけで語ることはできません。
負荷試験を組み合わせ、さらに診断と予後の情報を分けて考えていきましょう。
その治療も PCI なのか CABG なのか、という二択ではなく、より立体的にとらえる必要があります。
このセッションを通じて狭心症のマネジメントの枠を広げましょう。
第3回「心不全は見た目ではない」
治療は見た目ではない: ラシックスの一辺倒は時代遅れ?
予後は見た目ではない: 心臓は全身から支えられている
機能は見た目ではない: 心機能が落ちていないのに心不全?『EF』よりもだいじなもの
香坂 俊 ( こうさか しゅん )氏 慶應義塾大学 循環器内科 専任講師
慶應義塾大学卒業。1999年から10年ほど米国にて内科、循環器内科の臨床業務に従事。 2008年に帰国し、医学教育や臨床研究に携わる。 著書に『極論で語る循環器内科』(丸善出版)、『循環器診療プライマリ・レファレンス』(文光堂)、『もしも心電図が小学校の必修科目だったら』(医学書院)、『循環器急性期診療』(MEDSI)、『みんなで解決!病棟のギモン 研修医のリアルな質問に答えます』(羊土社)ほか。
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