炎症マーカーCRP測定試薬「スポットケム i-Line CRP」発売
最終更新:2009/10/01

医療一般
アークレイ株式会社は28日、診療所やクリニック向けに炎症マーカーCRPの測定試薬 スポットケム i-Line CRP(アイライン シーアールピー)を9月28日に発売した。これは、同社が2008年9月に発売した迅速検査装置スポットケム IL SL-4720の新しい専用試薬となり、従来のインフルエンザの簡易検査に加え、CRPを追加することで医療機関の感染症診断に対応できるという。
炎症マーカーCRP測定試薬「スポットケム i-Line CRP」発売
最終更新:2009/10/01
医療一般
アークレイ株式会社は28日、診療所やクリニック向けに炎症マーカーCRPの測定試薬 スポットケム i-Line CRP(アイライン シーアールピー)を9月28日に発売した。これは、同社が2008年9月に発売した迅速検査装置スポットケム IL SL-4720の新しい専用試薬となり、従来のインフルエンザの簡易検査に加え、CRPを追加することで医療機関の感染症診断に対応できるという。
関節機能改善剤SUPARTZ 米国で変形性肩関節症の適応症追加を承認申請
最終更新:2009/10/01
医療一般
生化学工業株式会社は28日、米国で販売している関節機能改善剤「SUPARTZ」について、2009年9月25日(米国現地時間)に変形性肩関節症の適応症追加の承認申請書をFDA(米国食品医薬品局)に提出したと発表した。
多発性硬化症のnatalizumab療法後に発症した進行性多巣性白質脳症
最終更新:2009/09/30
ジャーナル四天王
本報告は、多発性硬化症でnatalizumab療法を受けていた患者が発症した、進行性多巣性白質脳症についての短信。natalizumabの排出を促すため血漿交換療法を行った3週間後、免疫再構築症候群が発現し、神経症状が悪化したが、ステロイドパルス療法により数週間後に改善した。報告は、ドイツ・ルール大学のWerner Wenning氏らの研究グループによる。NEJM誌2009年9月10日号より。
急性冠症候群に対するticagrelor対クロピドグレル
最終更新:2009/09/30
ジャーナル四天王
新規抗血小板剤ticagrelorは、アデノシン二リン酸レセプター(ADP)のP2Y12を選択的に阻害する経口薬として、クロピドグレルよりも、すみやかな作用と顕著な血小板抑制作用があるとされる。本論は、急性冠症候群患者を対象とした、両剤の効果と有害イベント発生率を比較する第III相臨床試験PLATO試験の報告。NEJM誌2009年9月10日号(オンライン版2009年8月30日号)で掲載された。
腎移植前脳死ドナーへの低用量ドーパミン投与で、移植後の透析回数が減少
最終更新:2009/09/29
ジャーナル四天王
腎移植前に、脳死状態のドナーに対し低用量ドーパミンを投与することで、レシピエントの腎移植後の透析必要回数が減少する。これは、ドイツMannheim大学のPeter Schnuelle氏らが、264人のドナーについて行った、多施設共同無作為化オープンラベル試験で明らかにしたもので、JAMA誌2009年9月9日号で発表した。海外では腎移植は、脳死状態のドナーから行われる場合が一般的だが、そのため、腎移植片が移植前に多くの損傷を受けてしまうという問題があった。
下気道感染症、PCT値に基づく治療で抗生物質投与量を削減、治療効果は同等
最終更新:2009/09/29
ジャーナル四天王
下気道感染症の治療に際し、プロカルシトニン(PCT)値に基づくアルゴリズムに沿って治療をしたほうが、標準ガイドラインによる治療に比べ、治療効果は同等で抗生物質投与量を抑えられることが報告された。この点を示した試験結果はこれまでにも発表されているが、大規模な多施設共同試験はあまりなかった。スイスKantonsspital AarauのPhilipp Schuetz氏らが、1,359人の下気道感染症患者を対象に行った無作為化試験で明らかにしたもので、JAMA誌2009年9月9日号で発表した。
インスリンアナログ製剤「レベミル注 イノレット」「ノボラピッド注 イノレット」発売
最終更新:2009/09/29
医療一般
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は9月24日に、超速効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッド注 イノレット」および持効型溶解インスリンアナログ製剤「レベミル注 イノレット」を発売した。
抗悪性腫瘍剤「エルプラット」が進行・再発結腸・直腸がんに対する用法・用量の追加に関する承認取得
最終更新:2009/09/29
医療一般
株式会社ヤクルト本社は24日、白金錯体系抗悪性腫瘍剤オキサリプラチン(販売名:エルプラット注射用50mg、同100mg、エルプラット点滴静注液50mg、同100mg)が、2009年9月18日に厚生労働省より進行・再発結腸・直腸がんに対する用法・用量の追加に関する承認を取得したと発表した。
抗悪性腫瘍剤ゼローダ、アバスチンが追加承認を取得 結腸・直腸がんに対する効能・効果、用法・用量
最終更新:2009/09/28
医療一般
中外製薬株式会社は24日、経口フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤カペシタビン(販売名:ゼローダ錠300)とオキサリプラチンとの併用療法について、2009年9月18日に厚生労働省より「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」に対する効能・効果および用法・用量の追加に関する承認を取得したこと発表した。また、抗VEGFヒト化モノクローナル抗体ベバシズマブ〔遺伝子組換え〕(販売名:アバスチン点滴静注用100mg/4mL、同400mg/16mL)についても、同日、同省より用法・用量の追加に関する承認を取得した。
GSKと化血研、国内細胞培養技術による新型インフルエンザワクチンの共同開発で契約締結
最終更新:2009/09/28
医療一般
グラクソ・スミスクライン株式会社は18日、同社とグラクソ・スミスクライン・バイオロジカルズ(ベルギー)と財団法人化学及血清療法研究所が、8月31日付けで日本において新型インフルエンザワクチンを含む細胞培養技術によるインフルエンザワクチンを共同開発するための契約を締結したと発表した。
HIV抗薬「プリジスタナイーブ錠」新発売
最終更新:2009/09/28
医療一般
ヤンセンファーマ株式会社は17日、HIV感染症に適応を有する抗ウイルス化学療法剤「プリジスタナイーブ錠400mg」(一般名:ダルナビル エタノール付加物、以下「プリジスタナイーブ錠」)を新発売したと発表した。
膵臓がんにおけるafliberceptの第III相試験を中止
最終更新:2009/09/28
医療一般
サノフィ・アベンティス株式会社は17日、仏サノフィ・アベンティス社と米Regeneron社が、独立データモニタリング委員会(IDMC:Independent Data Monitoring Committee)の勧告に基づき、膵臓がんにおける第一選択薬としてのaflibercept(VEGF Trap)とゲムシタビンの併用をプラセボと比較評価する第III相試験(VANILLAスタディ)の中止を発表したと報告した。
50歳以下のCOPD患者の経年的な呼吸機能低下を有意に抑制
最終更新:2009/09/28
医療一般
ベーリンガーインゲルハイムとファイザーは17日、大規模臨床試験UPLIFT(Understanding Potential Long-term Impacts on Function with Tiotropium)データのpost-hoc解析の結果、スピリーバ(一般名:チオトロピウム)が50歳以下のCOPD患者で、呼吸機能の経年的な低下を有意に抑制し、また健康関連QOLを有意に改善したことが、欧州呼吸器学会(ERS)年次総会で発表されたと報告した。
ヒヨコ近視モデルを用いたカシスアントシアニンの近視化抑制効果を確認
最終更新:2009/09/28
医療一般
明治製菓株式会社は17日、ヒヨコを用いた試験でカシスアントシアニンが近視化を抑制することを、西葛西井上眼科こどもクリニック所長勝海 修氏との共同研究で明らかにし、16日・17日に名古屋大学で開催された「第5回国際アントシアニンワークショップ2009」で発表したと報告した。
新型インフルエンザ 小さな子どもを持つ母親世代は危機意識が高く、若年層では危機意識が低い傾向に
最終更新:2009/09/28
医療一般
株式会社インテージは16日、特定非営利活動法人疾患啓発推進センターと共同で、全国的な流行期に突入(厚生労働省発表)した新型インフルエンザに関して、生活者10万人に行った『新型インフルエンザに関する意識と対策』アンケート調査結果を発表した。
MRIで偶然に見つかる脳病変:メタ解析
最終更新:2009/09/18
ジャーナル四天王
英国エディンバラのWestern General Hospital臨床神経科学部門のZoe Morris氏らは、脳磁気共鳴画像法(MRI)で見つかる偶発的な所見の定量化を、システマティックレビュー、メタ解析にて試みた。脳病変が偶然見つかることは一般的で、その割合は年齢とともに増すこと、高解像度のMRIを使用するほうが検出率は高まることなどを報告している。BMJ誌2009年9月5日号(オンライン版2009年8月17日号)掲載より。
ピオグリタゾン vs. rosiglitazoneの心血管イベント:住民ベース調査
最終更新:2009/09/18
ジャーナル四天王
チアゾリジン系経口血糖降下薬rosiglitazoneとピオグリタゾン(商品名:アクトス)については、いずれも鬱血性心不全との関連が指摘され、またrosiglitazoneには急性心筋梗塞との関連も指摘されているが、2剤間に心血管系に関する安全性のプロファイルに臨床的に重大な差があるかどうかは明らかになっていない。カナダ・トロント大学のDavid N Juurlink氏らのグループは、rosiglitazone、ピオグリタゾンの投与を受けた2型糖尿病患者における、急性心筋梗塞、心不全、死亡リスクを比較する、住民ベースの後向きコホート研究を行った。BMJ誌2009年9月5日号(オンライン版2009年8月18日号)掲載より。
FDA諮問委員会が子宮頸がん予防ワクチン「Cervarix」の承認を勧告
最終更新:2009/09/18
医療一般
グラクソ・スミスクライン株式会社は16日、グラクソ・スミスクラインplc(本社:ロンドン、以下GSK)が、米国食品医薬品局(FDA)のワクチンならびに関連生物製剤に関する諮問委員会(VRBPAC)における投票の結果、GSKの子宮頸がん予防ワクチン「Cervarix」について、その有効性・安全性を支持する結果が得られたと発表した(有効性:賛成12、反対1、安全性:賛成11、反対1)。
H1N1新型インフルエンザワクチンの治験開始
最終更新:2009/09/18
医療一般
ノバルティス ファーマ株式会社は、16日より日本国内で、H1N1新型インフルエンザワクチン(海外での製品名:Celtura)の治験(臨床試験)を自主的に開始したと発表した。この治験が、同社の治験用H1N1新型インフルエンザワクチンとしては、日本で初めての接種となる。16日に鹿児島市内の医療機関で100人の成人を対象に本ワクチンの接種を開始し、18日から大阪市内の医療機関で、残り100人の成人への接種が開始される予定だという。
抗悪性腫瘍剤「イムシスト膀注用81mg」販売移管 サノフィ・アベンティスの単独販売へ
最終更新:2009/09/18
医療一般
サノフィ・アベンティス株式会社と日本化薬株式会社は15日、日本化薬が製造販売承認を有している抗悪性腫瘍剤「イムシスト 膀注用81mg」[一般名:乾燥BCG 膀胱内用(コンノート株)]を2009年11月30日付で、サノフィ・アベンティスに販売移管すると発表した。これにより、2009年12月1日からサノフィ・アベンティスが単独で販売を行うことになる。