高レベルのMET増幅肺がんにおけるcapmatinib(GEOMETRY-MONO1)/ASCO2020
MET-TKI capmatinibは、METexon14スキッピングを有する非小細胞肺がん(NSCLC)への有効性が示されており、FDAでも認可されている。米国臨床腫瘍学会年次総会(ASCO20 Virtual Scientific Program)では、MET増幅NSCLCについての、第II相GEOMETRY Mono-1試験の結果が発表された。
・対象:
[コホート1a]Stage IIIB / IVの既治療の高度(遺伝子コピー数、GCN10以上)MET増幅NSCLC
[コホート5a]治療の高度MET増幅(同上)NSCLC
・介入:capmatinib 400mg×2/日
・評価項目:
「主要評価項目]盲検独立審査委員会(BIRC)評価の全奏効率(ORR)
[副次評価項目]BICR評価の奏効期間(DoR)、BIRCおよび治験担当医評価の病勢制御率(DCR)、治験担当医評価のORR、治験担当医評価のDoR、BIRCおよび治験担当医評価の無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、BIRCおよび治験担当医評価の奏効までの期間、安全性、薬物動態