ニュース 日本発エビデンス

統合失調症患者の同意能力と認知機能との関係

 同意の意思決定能力は、倫理的および法的な新しい概念であり、重要な医学的決定や臨床研究への参加に直面している患者において、自己決定と密接に関連するものである。国立精神・神経医療研究センターの菅原 典夫氏らは、統合失調症患者における同意の意思…

医療一般

2型糖尿病のインスリン抵抗性とアルツハイマー病の関係は?

 2型糖尿病はアルツハイマー病のリスク因子として知られているが、これらを関連づける機序の一端が、東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野教授の岩坪威氏と同大学認知症先進予防治療学の若林朋子氏らの研究グループにより明らかになった。アルツハイマ…

医療一般

アミロイドβの毒性機序解明となるか?

 アルツハイマー病(AD)における病因蛋白アミロイドβの毒性機序の解明について、昭和大学がプレスリリースを発表した。  今回、昭和大学の小野 賢二郎氏(昭和大学 医学部脳神経内科学部門 教授)、辻 まゆみ氏(薬理科学研究センター)らを中心とする研…

医療一般

日本の精神科外来患者におけるベンゾジアゼピン系睡眠薬とアルコールの併用率

 ベンゾジアゼピンとアルコールの併用は、一般的に認められる。慶應義塾大学の内田 貴仁氏らは、精神科外来患者におけるベンゾジアゼピン系睡眠薬とアルコールの併用率、併用と関連する臨床的特徴および因子、併用に関する精神科医の意識について調査を行っ…

医療一般

ER陽性/HER2 陰性乳がんに対するS-1 アジュバントが有効中止/京都大学

 京都大学大学院医学研究科外科学講座乳腺外科 戸井雅和氏(中井雅和氏)を主任研究者とした研究グループが2012年より実施してきたエストロゲン受容体(ER)陽性/HER2陰性乳がんに対するS-1術後療法ランダム化比較第Ⅲ相試験(POTENT試験)の中間解析結果を…

医療一般

抗うつ薬ミルタザピンの速効性と費用対効果との関連

 これまでの研究で、ミルタザピンは他の抗うつ薬と比較し、効果発現が速い特徴を有するといわれている。いくつかの研究において、費用対効果が評価されているが、その際、早期寛解については考慮されていなかった。慶應義塾大学の佐渡 充洋氏らは、この研究…

医療一般

よく笑うほど早期死亡リスク減?

 日本人の一般集団では、日常生活の中で笑う頻度が高いほど全死亡率や心血管疾患の発症率が低い可能性があることが、山形大学医学部看護学科教授の櫻田香氏らの検討で分かった。心筋梗塞や脳卒中を減らし、早期死亡リスクを低減するためには、日常生活でも…

医療一般

30代の10人に1人は異性間性交渉の経験なし、東大グループ

 1987年から2015年にかけて、日本人の18~39歳の男女では異性間で性交渉した経験がない人の割合が増加していることが、東京大学大学院国際保健政策学客員教授の渋谷健司氏らの研究グループの調査で明らかになった。30歳代に限定すると、10人に1人はこれまで…

医療一般

「降圧薬で正常血圧」でも循環器疾患死亡リスクは依然高い

 日本人の一般集団では、降圧薬の服用により血圧が130/85mmHg未満にコントロールされていても、循環器疾患により死亡するリスクは依然として高いことが、筑波大学医学医療系教授の山岸良匡氏らの研究グループの検討で分かった。この原因として、同氏らは、…

医療一般

日本人うつ病患者における健康関連QOLや経済的負担

 うつ病は、健康だけでなく経済的負担への影響も大きい疾患である。武田薬品工業の山部 薫氏らは、日本人成人におけるうつ病診断の有無による健康関連アウトカムとコストへの影響について調査を行った。ClinicoEconomics and Outcomes Research誌2019年3月…

医療一般

糖尿病診療の質を評価、網膜症と腎症の検査実施に課題

 大規模レセプトデータの分析から、近年、定期的に医療機関を受診している糖尿病患者において、HbA1c検査や血中脂質検査を年1回以上受け、併存する高血圧や脂質異常症の治療を受けている患者の割合は高いことが、国立国際医療研究センター研究所糖尿病情報…

医療一般

身体活動に泌尿器系がんの予防効果みられず

 身体活動レベルが高くても、腎がんや膀胱がん、腎盂尿管がんなどの泌尿器系のがんに罹患するリスクは低減しない可能性があることが、国立がん研究センターなどの多目的コホート(JPHC)研究で明らかになった。研究の詳細は「British Journal of Cancer」3…

医療一般

「日中の食いしばり」と「痩せ型体型」で歯並びが悪化する?

 「日中の食いしばり」と「痩せ型の体型」が歯並びの悪化に影響する可能性があることが、岡山大学大学院予防歯科学教授の森田学氏と外山直樹氏らの研究グループが大学生を対象に行ったアンケート結果から明らかになった。歯並びの悪化を防ぐには、日中に食…

医療一般

自閉スペクトラム症におけるADHD症状とインターネット依存

 いくつかの研究報告によると、自閉スペクトラム症(ASD)患者では、インターネット依存(internet addiction:IA)がより多く認められるという。しかし、IAを伴う青年期のASD患者の特徴は、よくわかっていない。愛媛大学・河邉 憲太郎氏らは、青年期ASDに…

医療一般

早朝の家庭SBP最大値は糖尿病腎症の予測因子か

 2型糖尿病患者において、早朝に家庭で測定した収縮期血圧(SBP)の最大値は、合併症の一つである糖尿病腎症の予測因子になり得ることが、京都府立医科大学大学院内分泌・代謝内科学の岡村拓郎氏と牛込恵美氏、福井道明氏らの検討で分かった。一方、家庭で…

医療一般

出産前後の日本人女性に対する抗てんかん薬処方~健康管理データベースからの検討

 東北大学の石川 智史氏らは、出産前および産後の日本人女性に対する抗てんかん薬(AED)の処方率および処方パターンについて、大規模データベースを用いて評価を行った。Pharmacoepidemiology and Drug Safety誌オンライン版2019年3月10日号の報告。  公…

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長時間労働で中年男性の心筋梗塞リスク増

 日本人の中年男性は、1日11時間以上の長時間労働をすると心筋梗塞の発症リスクが高まる可能性があることが、国立がん研究センターなどの多目的コホート(JPHC)研究で示された。一方で、長時間労働と脳卒中の発症との間に関連はみられなかったという。研究…

医療一般

福島原発事故後に乳児の複雑心奇形が増加

 2011年3月に発生した福島第一原子力発電所事故後には、事故前に比べて1歳未満の乳児に対する複雑心奇形の手術件数が有意に増加したことが、名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科准教授の村瀬香氏らの調査で明らかになった。詳細は「Journal of the …

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低食物摂取アルツハイマー病患者に対するリバスチグミンパッチの有効性

 多くのアルツハイマー病(AD)患者は、食物摂取不良や食欲不振を経験し、認知障害の進行を加速させる。これまでのいくつかの報告によると、リバスチグミンがAD患者の食欲を改善させることが示唆されている。香川大学の角 徳文氏らは、AD患者における低食物…

医療一般

高齢者の慢性疾患併存は年間介護給付費の増大と関連

 日本人の後期高齢者は慢性疾患の併存度合いが高いほど、年間医療費だけでなく介護給付費も増大することが、筑波大学ヘルスサービス開発研究センター准教授の森隆浩氏らの検討で明らかになった。こうした高齢者では医療費と介護給付費の合計も高額になると…

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