免疫不全状態の皮膚扁平上皮がん患者、β-HPVが発がんに直接関与か/NEJM 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2025/08/13 米国国立衛生研究所(NIH)・国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のPeiying Ye氏らの研究チームは、ZAP70遺伝子に病的な変異を認め、β-ヒトパピローマウイルス(β-HPV)のゲノム組み込みを伴い、再発を繰り返す切除不能な浸潤性皮膚扁平上皮がん(SCC)を含む、良性および悪性のHPV関連疾患を呈する34歳の女性患者について報告した。本研究はNIHの助成を受けて行われ、NEJM誌2025年7月31日号に掲載された。 皮膚SCC… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 (医学ライター 菅野 守) 原著論文はこちら Ye P, et al. N Engl J Med. 2025;393:469-478. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 高リスク皮膚扁平上皮がんの術後補助療法、セミプリマブがDFS延長/NEJM ジャーナル四天王(2025/06/20) 皮膚扁平上皮がんの術前cemiplimab、病理学的完全奏効は5割以上/NEJM ジャーナル四天王(2022/10/07) 日本人で増加傾向の口腔がん、その最大要因とはー診療ガイドライン改訂 医療一般(2024/07/26) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 冠動脈疾患への抗血栓療法、アウトカムに性差はあるか/BMJ(2025/08/13) ファイザー・ビオンテック、LP.8.1対応コロナワクチンの承認取得(2025/08/13) 乳児期の保湿剤使用でアトピー性皮膚炎の発症率低下、非高リスク集団ほど(2025/08/13) 錐体外路症状の早期発生は予後不良の予測因子か(2025/08/13) オランザピンの制吐薬としての普及率は?ガイドライン発刊後の状況を聞く(2025/08/13) 降圧薬の種類と心血管リスク、ARB vs.CCB vs.利尿薬vs.β遮断薬(2025/08/13) [ あわせて読みたい ] 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18) ASCO2025 まとめ(2025/06/02) かかりつけ医のためのがん患者フォローアップ(2025/06/13) 医療・介護施設従事者のための転倒・転落事故へのアプローチ ~転倒・転落事故のメカニズム、予防、事故後フォローのすべて~(2025/02/27) 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01) 旬をグルメしながらCVIT誌のインパクトファクター獲得を祝福する【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第63回(2023/08/29)