肺高血圧症治療のセレキシパグ、高用量製剤が発売/日本新薬

提供元:ケアネット

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公開日:2026/05/25

 

 2026年5月20日、日本新薬は肺動脈性肺高血圧症・慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療剤のセレキシパグ(商品名:ウプトラビ錠0.8mg)を発売した。

 本剤は、プロスタサイクリン受容体(IP受容体)に対して選択的かつ持続的に作用する経口のIP受容体作動薬。血管平滑筋細胞のIP受容体に結合してcAMP産生を増加させ、血管拡張作用および血管平滑筋増殖抑制作用を介して肺動脈圧を低下させる。国内において本剤の0.2mgおよび0.4mgがすでに販売されているが、本治療は患者の状態に応じて、段階的に用量調整を進める治療設計がなされることから、患者の服薬コンプライアンス向上のために高用量製剤0.8mg錠が追加された。

【製品概要】
商品名:ウプトラビ錠0.8mg
一般名:セレキシパグ
効能、効果又は性能:肺動脈性肺高血圧症、外科的治療不適応又は外科的治療後に残存・再発した慢性血栓塞栓性肺高血圧症
用法及び用量又は使用方法:
<肺動脈性肺高血圧症>
通常、成人にはセレキシパグとして1回0.2mgを1日2回食後経口投与から開始する。忍容性を確認しながら、7日以上の間隔で1回量として0.2mgずつ最大耐用量まで増量して維持用量を決定する。なお、最高用量は1回1.6mgとし、いずれの用量においても、1日2回食後に経口投与する。通常、2歳以上の幼児又は小児には、セレキシパグとして下表の開始用量を1日2回食後に経口投与する。忍容性を確認しながら、7日以上の間隔で、下記の増量幅で最大耐用量まで増量して維持用量を決定する。なお、下記の最高用量は超えないこととし、いずれの用量においても1日2回食後に経口投与する。
◯体重9kg以上25kg未満…開始用量(1回量)0.1mg、増量幅(1回量)0.1mg、最高用量(1回量)0.8mg
◯体重25kg以上50kg未満…同0.15mg、同0.15mg、同1.2mg
◯体重50kg以上…同0.2mg、同0.2mg、同1.6mg
<外科的治療不適応又は外科的治療後に残存・再発した慢性血栓塞栓性肺高血圧症>
通常、成人にはセレキシパグとして1回0.2mgを1日2回食後経口投与から開始する。忍容性を確認しながら、7日以上の間隔で1回量として0.2mgずつ最大耐用量まで増量して維持用量を決定する。なお、最高用量は1回1.6mgとし、いずれの用量においても、1日2回食後に経口投与する。
薬価:6,272.20円/錠
製造販売承認取得日:2026年2月13日
薬価基準収載日:2026年5月20日
発売年月日:2026年5月20日
製造販売元:日本新薬株式会社

(ケアネット 土井 舞子)