完全磁気浮上型HeartMate IIIは第4世代のLVADとなるか?(解説:絹川 弘一郎 氏)-617

植込み型左室補助人工心臓LVADは、第1世代の拍動流型、第2世代の軸流ポンプ型、第3世代の遠心ポンプ型に分類されることが多い。内科治療抵抗性の重症心不全に対して、REMATCH試験という金字塔を打ち立てた第1世代の拍動流型HeartMate Iは、第2世代のHeartMate IIに瞬く間に駆逐されたが、2008年以来世界中で植込まれ、現在でもベストセラーとなっているのは実はそのHeartMate IIのままである。より新しい技術と考えられた第3世代…
新規会員登録はこちら
絹川 弘一郎先生の他のコメント
HFpEFに2番目のエビデンスが登場―非ステロイド系MRAの時代が来るのか?(解説:絹川弘一郎氏) (2024/09/26掲載)
LVADにおいても抗血栓療法の常識を疑う時代(解説:絹川弘一郎氏) (2023/12/19掲載)
サクビトリル・バルサルタン:ステージBにエビデンスが出なかったけど、日本だけはステージAから使えてしまう矛盾(解説:絹川弘一郎氏) (2021/12/09掲載)
蟻の一穴が全身の代謝と機能不全を改善するとは(SGLT2阻害薬とHFrEFの話)(解説:絹川弘一郎氏)-1322 (2020/11/30掲載)
HFrEF患者の死亡率はこの20年で半分になった!(解説:絹川弘一郎氏)-1242 (2020/06/10掲載)
ダパグリフロジンはHFrEF治療薬で決定だが、いまだメカニズムはわからない(解説:絹川弘一郎氏)-1241 (2020/06/09掲載)
sacubitril-バルサルタンでも崩せなかったHFpEFの堅い牙城(解説:絹川弘一郎氏)-1126 (2019/10/29掲載)
またも敗北した急性心不全治療薬―血管拡張薬に未来はないのか(解説:絹川弘一郎氏)-1124 (2019/10/28掲載)
SGLT2阻害薬は糖尿病薬から心不全治療薬に進化した(解説:絹川弘一郎氏)-1125 (2019/10/28掲載)
リバースリモデリングした拡張型心筋症の薬物治療は中止できるのか?(解説:絹川弘一郎氏)-969 (2018/12/06掲載)
とうとうCONSENSUS試験が古典になる日が来るのか?(解説:絹川弘一郎氏)-966 (2018/12/04掲載)
HFpEFの治療はいまだ闇の中(解説:絹川弘一郎氏)-958 (2018/11/22掲載)
MitraClipはfunctional MRのイベント抑制しない? する?→する!(解説:絹川弘一郎氏)-921 (2018/09/28掲載)
善玉ナトリウム利尿ペプチドは急性心不全には効かない?(解説:絹川 弘一郎 氏)-671 (2017/04/24掲載)
低心機能合併の開心術に予防的強心薬投与がイベントを減らすか?(解説:絹川 弘一郎 氏)-670 (2017/04/21掲載)
ミオシンアクティベータは予後を改善する初の経口強心薬たりうるか?(解説:絹川 弘一郎 氏)-628 (2016/12/28掲載)
糖尿病治療薬が心不全治療薬となりうるのか? 瓢箪から駒が出続けるのか?(解説:絹川 弘一郎 氏)-579 (2016/08/18掲載)
心不全に合併する「うつ」に抗うつ薬SSRIは効くのか?(解説:絹川 弘一郎 氏)-571 (2016/07/26掲載)
心房内左右シャント作成デバイスはHFrEFの血行動態改善に有効か?(解説:絹川 弘一郎 氏)-518 (2016/04/26掲載)
SERVE-HF試験:心不全治療にASVは有害か?(解説:絹川 弘一郎 氏)-433 (2015/10/19掲載)
J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは

J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。
本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。
[ 最新ニュース ]

気管支拡張症、DPP-1阻害薬brensocatibが有用/NEJM(2025/05/09)

小児期ワクチン接種率低下で、麻疹など再流行の可能性/JAMA(2025/05/09)

DapaTAVI試験―構造的心疾患に対するSGLT2阻害薬の効果(解説:加藤貴雄氏)(2025/05/09)

レカネマブの有効性・安全性、アジア人の特徴は?~Clarity AD試験(2025/05/09)

飲酒に起因するがんの死亡者数、20年で51%増(2025/05/09)

次々と承認される抗アミロイド抗体、有効性に違いはあるか?(2025/05/09)

複数の食品添加物の相互作用が2型糖尿病リスクを高める(2025/05/09)

豚由来腎臓を移植されていた米国人女性から移植腎を摘出(2025/05/09)

高齢の心不全患者が感染症で再入院にいたる因子とは(2025/05/09)
[ あわせて読みたい ]
Dr.林の笑劇的救急問答12<上巻>(2016/10/07)
Dr.加藤の「これだけ眼科」(2016/10/07)
イワケンの「極論で語る感染症内科」講義 (2016/08/07)
総合内科専門医試験対策 アップデート問題はココが出る!2016 (2016/07/29)
フィーバー國松の不明熱コンサルト (2016/04/07)
Dr.たけしの本当にスゴい症候診断2(2016/02/07)
ナベちゃん先生のだれでも読める心エコー(2015/12/07)
Dr.香坂のすぐ行動できる心電図 ECG for the Action! (2015/10/07)
ナベちゃん先生のだれでも撮れる心エコー(2015/09/08)
HDLの質に注目した新たなアプローチ ―脂質異常症患者における高純度EPA製剤の投与意義―(2015/07/10)
本記事のコメンテーター
絹川 弘一郎( きぬがわ こういちろう ) 氏
富山大学大学院医学薬学研究部内科学第二(第二内科) 教授
J-CLEAR推薦コメンテーター