難病患者のためのSNS「RD-Oasis」がリリース 最終更新:2015/06/30 医療一般 NPO法人希少難病ネットつながるは、難病や障害のある当事者、およびその家族・支援者等のための専用SNS「RD-Oasis」をリリースした。
小児アトピーへのpimecrolimus、がんリスク増大せず 最終更新:2015/06/30 医療一般 米国FDAにより、「アトピー性皮膚炎への外用pimecrolimus(国内未承認)の使用は悪性腫瘍リスクと関連する可能性がある」と黒枠警告されている。米国・ペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院のDavid J. Margolis氏らは、2万5,000人年超をベースとした市販後調査コホートにおける同リスクの評価を行い、統計的にがんリスク増大との有意な関連はみられなかったことを報告した。JAMA Dermatology誌2015年6月1日号の掲載報告。
乳がん患者は禁煙の重要性を知らされるべき 最終更新:2015/06/30 疫学(予後) 乳がん患者における能動喫煙と死亡リスクとの関連について、これまでの報告は一貫していない。宮城県立がんセンターの角川 陽一郎氏らは、女性の乳がん患者において、能動喫煙および受動喫煙と全死因死亡および乳がん特異的死亡リスクとの関連を、閉経状況およびエストロゲン受容体/プロゲステロン受容体(ER / PR)の状態別に検討した。その結果、長期間の能動喫煙は、閉経前の、おそらくホルモン受容体陽性乳がん患者における、全死因死亡および乳がん特異的死亡リスクの増加と関連することが示唆された。著者らは、「乳がん患者は禁煙の重要性を知らされるべき」としている。Cancer science誌オンライン版2015年6月6日号に掲載。
新薬情報:効能・効果、用法・用量追加(ボトックス注用50単位・100単位) 最終更新:2015/06/30 新薬情報 2015年6月26日承認 ボトックス注用50単位・100単位(グラクソ・スミスクライン) A型ボツリヌス毒素
新薬情報:効能・効果、用法・用量追加(ゾシン静注用2.25・同4.5、ゾシン配合点滴静注用バッグ4.5) 最終更新:2015/06/30 新薬情報 2015年6月26日承認 ゾシン静注用2.25・同4.5、ゾシン配合点滴静注用バッグ4.5(大鵬薬品) タゾバクタム・ピペラシリン
新薬情報:効能・効果追加(アイリーア硝子体内注射液40mg/mL、アイリーア硝子体内注射用キット40mg/mL) 最終更新:2015/06/30 新薬情報 2015年6月26日承認 アイリーア硝子体内注射液40mg/mL、アイリーア硝子体内注射用キット40mg/mL(バイエル薬品/参天製薬) アフリベルセプト(遺伝子組換え)
新薬情報:用法・用量追加(リバロ錠1mg・同2mg、リバロOD錠1mg・同2mg) 最終更新:2015/06/30 新薬情報 2015年6月26日承認 リバロ錠1mg・同2mg、リバロOD錠1mg・同2mg(興和/興和創薬) ピタバスタチンカルシウム水和物
新薬情報:効能・効果、用法・用量追加(ラジカット注30mg、ラジカット点滴静注バッグ30mg) 最終更新:2015/06/30 新薬情報 2015年6月26日承認 ラジカット注30mg、ラジカット点滴静注バッグ30mg(田辺三菱製薬) エダラボン
大腸内視鏡検診、がんの生涯リスクを抑制/JAMA 最終更新:2015/06/29 ジャーナル四天王 大腸内視鏡による大腸がん検診では、腺腫検出率(adenoma detection rate:ADR)が高いほど、大腸がんの発症や大腸がん死の生涯リスクが抑制され、費用は増大しないことが、オランダ・エラスムスMC大学医療センターのReinier GS Meester氏らの検討で示された。ADRは検診の質の指標とされるが、施術者によって3倍以上の大きなばらつきがみられ、最もADRが高い施術者に比べ最も低い施術者では、10年以内の大腸がんの発症リスクが約50%、がん死のリスクは約60%上昇するという。一方、ADRが高いと低リスクの小ポリープの検出が増加し、追加検査や合併症が増えるため、不利益が利益を上回る可能性が示唆されている。JAMA誌2015年6月16日号掲載の報告。
複合免疫不全症の遺伝子欠損を特定/NEJM 最終更新:2015/06/29 ジャーナル四天王 複合免疫不全症からの早期発症の侵襲性細菌・ウイルス感染症を発症した小児について、常染色体劣性のdedicator of cytokinesis 2 遺伝子(DOCK2)の欠損を特定したことを、米国・ボストン小児病院のKerry Dobbs氏らが報告した。複合免疫不全症は、存在するT細胞の量的および機能的不足というT細胞免疫の先天異常を特徴とする。液性免疫障害も一般的にみられ、患者は重度の感染症または自己免疫疾患、あるいは両方を呈する。複合免疫不全症は複数のタイプがみられ、特異的な分子、細胞および臨床的特徴は不明のままであった。NEJM誌2015年6月18日号掲載の報告より。
米国FDAによる不承認のレターと企業によるプレスリリースの相違(解説:折笠 秀樹 氏)-373 最終更新:2015/06/29 CLEAR!ジャーナル四天王 米国FDAによって不承認の決定がなされるときは、非公開のレター(Complete Response Letter:CRLと略す)が企業へ送付されるようである。それには、承認しなかった理由が述べられている。本研究では、2008年から2013年に発行された61通のCRLを研究対象とした。FDAが企業へ送ったCRLと、それを受けて企業が行ったプレスリリースとの相違について調査することが目的であった。まず、企業がプレスリリースを行わなかった例が11通(18%)あった。また、プレスリリースとCRLの中身が完全に異なっていた例が13通(21%)、一部異なっていた例が35通(58%)、完全に一致していたものは2通(3%)しかなかった。
統合失調症発症予測に喫煙が関連 最終更新:2015/06/29 医療一般 米国バージニア・コモンウェルス大学のKenneth S. Kendler氏らは、喫煙と将来の統合失調症または非感情性精神病リスクとの関連を明らかにするため、スウェーデンの出生および徴兵登録より収集したデータを検討した。その結果、喫煙が統合失調症の将来リスクを予測しうることを報告した。American Journal of Psychiatry誌オンライン版2015年6月5日号の掲載報告。
専門情報をいち早く!「Medscape」を日本語で読める 最終更新:2015/06/29 医療一般 先月、株式会社ケアネットはMedscapeを運営するWebMDと業務提携をいたしました。 これに伴い、世界最大級の医療情報サイトMedscapeの最新記事の一部をCareNet.comにおいて日本語で読むことができるようになりました。
中等度~重度の尋常性乾癬にトファシチニブが有望/Lancet 最終更新:2015/06/26 ジャーナル四天王 中等度~重度の慢性尋常性乾癬に対し、トファシチニブ(商品名:ゼルヤンツ、慢性尋常性乾癬に対しては未承認)の10mg1日2回投与はエタネルセプト(50mgを週2回)に非劣性であり、プラセボより優れることが示された。フランス・サンルイ病院のHerve Bachelez氏らが第III相の無作為化非劣性試験の結果、報告した。トファシチニブは、経口ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬である。今回の検討では、トファシチニブの5mgまたは10mgの2種の用量について、高用量のエタネルセプトおよびプラセボとの比較が行われた。Lancet誌オンライン版2015年6月4日号掲載の報告より。
オピオイド服用中のBZD、過剰摂取死リスク増大/BMJ 最終更新:2015/06/26 ジャーナル四天王 オピオイド鎮痛薬服用中のベンゾジアゼピン系薬投与は、過剰摂取による死亡リスクの増大と用量依存的に関連することが、米国・ブラウン大学のTae Woo Park氏らによる症例コホート研究の結果、報告された。また薬剤種別の検討において、クロナゼパムと比較してtemazepam(国内未承認)の同死亡リスクが低いことも明らかにされた。BMJ誌オンライン版2015年6月10日号掲載の報告より。
FDAが承認したデバイスでは選択的報道があった!(解説:折笠 秀樹 氏)-372 最終更新:2015/06/26 CLEAR!ジャーナル四天王 米国FDAが2000年から2010年の間に承認した循環器系デバイス(医療機器)として、106件の新規デバイスを研究対象とした。これらのデバイスに関係する臨床研究は、全部で177件あった。本調査によると、承認を得たデバイスのうち、49%しか論文になっていないことが判明した。また、論文になっていたとしても、承認時の解析対象・主要エンドポイントなどが変えられるといった不備が、相当みられると報告した。エンドポイントのすり替えなどは40%、主要結果を曲げて報告された例は34%にも及んでいた。
母親の高脂肪食、胎児の肺に悪影響 最終更新:2015/06/26 医療一般 母親の高脂肪食の摂取が胎児の肺の発育に悪影響を与える可能性があることを、米国・テキサス大学のReina Sarah Mayor氏らが報告した。American journal of physiology-Lung cellular and molecular physiology誌オンライン版2015年6月19日号の掲載報告。