10余年ぶりの新しい作用機序の降圧剤 「ラジレス錠150mg」製造販売承認を取得 最終更新:2009/07/10 医療一般 ノバルティス ファーマ株式会社は8日、高血圧治療薬として、直接的レニン阻害剤(Direct Renin Inhibitor: DRI)である「ラジレス錠150mg」(一般名:アリスキレンフマル酸塩)の製造販売承認を取得したと発表した。
新規2型糖尿病治療薬リラグルチド、欧州で承認 最終更新:2009/07/10 医療一般 ノボ ノルディスク社は、欧州委員会から、欧州連合の27ヵ国すべてにおいて新規2型糖尿病治療薬リラグルチド(欧州での製品名:Victoza)の販売承認を得たことを、3日に発表した。
「エンブレル皮下注用25mg」若年性特発性関節炎の効能追加承認取得 最終更新:2009/07/10 医療一般 ワイス株式会社は8日、武田薬品工業株式会社とコ・プロモーションのもと販売している関節リウマチ治療薬「エンブレル皮下注用25mg」(一般名:エタネルセプト、以下「エンブレル」)について、同社が7日付けで、厚生労働省より、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎(Juvenile Idiopathic Arthritis、以下「JIA」)の効能追加、および、「エンブレル皮下注用10mg」の剤型追加の承認を取得したと発表した。
アムロジピンとアトルバスタチンの合剤 カデュエットが製造販売承認を取得 最終更新:2009/07/10 医療一般 ファイザー株式会社は7日、高血圧症、高コレステロール血症治療薬「カデュエット配合錠」(一般名:アムロジピンベシル酸塩・アトルバスタチンカルシウム水和物配合剤)の製造販売承認を取得したと発表した。
2型糖尿病発病への軌跡は3-6年前に始まる 最終更新:2009/07/09 ジャーナル四天王 2型糖尿病発病前の、糖代謝変化のタイミングについては、ほとんどわかっていない。ロンドン大学の疫学・公衆衛生部門のAdam G Tabak氏らは、イギリスでのWhitehall IIスタディ参加者のデータから、2型糖尿病を発病した人の空腹時・食後血糖、インスリン抵抗性、インスリン分泌に関する変化を追跡した結果、発症前3-6年に特徴的な変化が表れていることをつかんだと報告した。Lancet誌2009年6月27日号(オンライン版2009年6月8日号)掲載より。
ロシア成人早死の半数以上はアルコールが原因 最終更新:2009/07/09 ジャーナル四天王 アルコールが、ロシア成人死亡の重要な決定因子になっていることは知られるが、死因とアルコール消費量との関連や年代差、男女差などの詳細が、ロシアがんセンターのDavid Zaridze氏らによって明らかになった。報告によると、近年のロシア人男性55歳未満の死の半数以上はアルコールが原因で、ロシアと西欧諸国との成人死亡の最大の違いは、アルコールかタバコかで説明できるとしている。Lancet誌2009年6月27日号より。
婦人科良性疾患に、働く現代女性の9割以上が“不安” 最終更新:2009/07/09 医療一般 働く現代女性の9割以上が「女性特有の疾患」に“不安”を感じているということが、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーが行った「働く現代女性の婦人科良性疾患の意識」調査からわかった。
免疫抑制剤「プログラフ」に潰瘍性大腸炎での国内追加適応取得 最終更新:2009/07/09 医療一般 アステラス製薬株式会社は7日、免疫抑制剤「プログラフ」(一般名:タクロリムス水和物)に関し、日本において「難治性(ステロイド抵抗性、ステロイド依存性)の活動期潰瘍性大腸炎(中等症~重症に限る)」の追加適応症について承認を取得したことを発表した。
GSK 前立腺肥大症治療薬「アボルブ」承認取得、大鵬薬品工業とコ・プロモーションで基本合意 最終更新:2009/07/09 医療一般 グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)は7日付で、同社の前立腺肥大症治療薬「アボルブカプセル0.5mg」(一般名:デュタステリド、以下「アボルブ」)について前立腺肥大症を効能・効果として、厚生労働省より製造販売承認を取得と発表した。また、GSKと大鵬薬品工業株式会社は、同剤について両社でコ・プロモーションを開始することで基本合意したとのこと。
ゴナールエフが日本国内の女性不妊治療に適応拡大 最終更新:2009/07/09 医療一般 メルクセローノ株式会社は7日、遺伝子組換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤である「ゴナールエフ皮下注用75」ならびに「ゴナールエフ皮下注ペン450・900」が、視床下部-下垂体機能障害または多のう胞性卵巣症候群に伴う無排卵および希発排卵における排卵誘発の効能追加承認を取得したことを発表した。
うつ病治療薬「レメロン錠/リフレックス錠」製造販売承認取得 最終更新:2009/07/09 医療一般 シェリング・プラウ株式会社と明治製菓株式会社は7日付けで、両社で共同開発したうつ病治療薬「レメロン錠(シェリング・プラウ株式会社)/リフレックス錠(明治製菓株式会社)」(一般名:ミルタザピン)の製造販売承認を取得したと発表した。
レミケードに関節リウマチへの効能・効果追加と用法・用量の一部変更の承認 最終更新:2009/07/09 医療一般 田辺三菱製薬株式会社は7日、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「レミケード点滴静注用100」(一般名:インフリキシマブ)について、同日付で関節リウマチに係わる「効能・効果」ならびに「用法・用量」の一部変更承認を取得したことを発表した。
1日1回投与のクラビット錠500mg/250mg・細粒10%新発売 最終更新:2009/07/09 医療一般 第一三共株式会社は7日、日本国内において、1日1回投与の広範囲経口抗菌製剤「クラビット錠500mg/250mg・細粒10%」(一般名:レボフロキサシン水和物)を発売した。同剤は、4月22日に製造販売を取得し、6月19日薬価基準に収載されている。
【医師限定記事】新型インフルエンザの機内検疫は賛否分かれる 最終更新:2009/07/09 医療一般 一部のメディアで今回の機内検疫の是非が論議されたが、医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」のアンケートでは賛否が分かれた。
【医師限定記事】6割がマスク不足を懸念していた 最終更新:2009/07/09 医療一般 5月・6月の新型インフルエンザ流行時にはいたるところでマスク不足が生じたが、医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」のアンケートによると、その時期、6割の医師が「今は足りているが、今後は不足しそう」と回答していた。
小児急性リンパ性白血病治療における予防的頭蓋照射は必要か 最終更新:2009/07/08 ジャーナル四天王 予防的頭蓋照射は、中枢神経系(CNS)再発リスクの高い小児急性リンパ性白血病(ALL)の標準治療とされてきたが、長期生存が可能になるにつれてその副作用が問題となっている。聖ユダ小児研究病院(米国テネシー州メンフィス)のChing-Hon Pui氏らのグループは、新たにALLと診断された小児全例で、化学療法と併用される予防的頭蓋照射を除外できるかどうかを調べるため臨床試験を実施した。NEJM誌2009年6月25日号掲載より。
血栓溶解療法後の早期PCIはST上昇型心筋梗塞患者の虚血性合併症予防に有効 最終更新:2009/07/08 ジャーナル四天王 経皮的冠動脈形成術(PCI)を施行できない病院に搬送されたST上昇型心筋梗塞患者はしばしば、初回PCIをタイムリーに受けることができないまま、血栓溶解療法を受けることになる。そうした患者の最適な治療についてカナダ・トロント大学South Lake Regional Health CentreのWarren J. Cantor氏らが検討を行った。NEJM誌2009年6月25日号より。
小児急性骨髄性白血病を対象に「Dacogen」の臨床試験を米国で開始 最終更新:2009/07/08 医療一般 エーザイ株式会社は6日、米国子会社であるエーザイ・メディカル・リサーチ・インク(本社:ニュージャージー州)が、メチル化阻害剤「Dacogen」注射剤(一般名:decitabine)について、小児の急性骨髄性白血病(AML)を対象とした臨床試験を米国で開始したと発表した。
イレッサ、欧州にて非小細胞肺がんを対象に販売承認取得 最終更新:2009/07/08 医療一般 英国アストラゼネカ社は1日(現地時間)、欧州委員会(EC)にて治療歴を問わず成人のEGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移を有する非小細胞肺がんを対象にイレッサの販売承認を取得したと発表した。承認はイレッサと化学療法を比較した2つの主要な第III相臨床試験、IPASS1とINTEREST2を含む申請資料に基づくもの。
第1度房室ブロックの長期転帰 最終更新:2009/07/07 ジャーナル四天王 第1度房室ブロックが認められると、心房細動リスクは2倍、ペースメーカー装着リスクは約3倍、総死亡リスクは1.4倍にそれぞれ増大することがわかった。米国の大規模前向きコホート試験「Framingham Heart Study」の結果で、Susan Cheng氏らがJAMA誌2009年6月24日号で発表した。