“ベンザルコニウム塩化物”+“低濃度アルコール”の手指用消毒液、抗インフルエンザウイルス効果を確認 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/12/11 ライオン株式会社は9日、同社と財団法人北里環境科学センターが、手指用消毒液のインフルエンザウイルスに対する効果を確認する中で、「ベンザルコニウム塩化物に低濃度アルコールを組み合わせた手指用消毒液」に、インフルエンザウイルスに対して殺菌効果があることを確認したと発表した。厚生労働省の「事業者・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン」によると、インフルエンザウイルスを殺菌するには、60~80vol%のアルコール濃度が有効であると言われている。今回の結果により、低濃度のアルコールでも殺菌成分を組み合わせることで、インフルエンザウイルスに対して、殺菌効果を発現することを確認したとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.lion.co.jp/ja/company/press/2009/2009103.htm 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 新型コロナウイルス、皮膚表面での生存期間はインフルの5倍 医療一般 日本発エビデンス(2020/10/15) 手袋の上からアルコール擦式消毒、手指衛生の効果は? 医療一般(2023/12/27) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 既治療の非MSI-H/dMMR大腸がん、zanzalintinib+アテゾリズマブがOS改善(STELLAR-303)/Lancet(2025/11/05) 高齢者への高用量インフルワクチン、入院予防効果は?/Lancet(2025/11/05) 動脈内血栓溶解療法は血栓回収療法後の補助的治療として有効か?(解説:内山真一郎氏)(2025/11/05) 寛解後の抗精神病薬の減量/中止はいつ頃から行うべきか?(2025/11/05) がん治療の中断・中止を防ぐ血圧管理方法とは/日本腫瘍循環器学会(2025/11/05) ソーシャルメディアは子どもの認知能力を低下させる?(2025/11/05) 脳に異なる影響を及ぼす5つの睡眠パターンを特定(2025/11/05) オピオイド鎮痛薬のトラマドール、有効性と安全性に疑問(2025/11/05) ホルモン療法とニラパリブの併用が進行前立腺がんに有効(2025/11/05)