特定の環境下において、二酸化塩素ガスがネコカリシウイルスに対して除去効果あり 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/11/10 大幸薬品株式会社は5日、10月30日に東京で開催された「第58回日本感染症学会(東日本地方会学術会)・第56回日本化学療法学会(東日本支部総会)合同学会」にて「モデル環境内及び部屋内での付着したネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替)に対する二酸化塩素ガスの有効性の検討」という演題で、特定の環境下において、二酸化塩素ガス(以下「ClO2ガス」)がネコカリシウイルス(以下「FCV」)に対して除去効果があることを発表したと報告した。この発表内容は、実際の部屋内(39 m3)において、付着した乾燥FCV に対する低濃度ClO2 ガスの除去効果を検討し確認したもの。具体的には、ノロウイルスの代替として知られるFCV懸濁液をガラスシャーレ上に100μl滴下し、十分に乾燥させた試料を相対湿度45-55%、又は75-85%に設定した低濃度ClO2ガス(0.08ppm)のモデル環境内(150L、20℃)に入れ、ガスに一定時間暴露させ、ウイルス感染価を求めて評価した。また、同時に、実際の部屋内で低濃度ClO2ガス発生装置(0.05ppm)を用いて同様の実験を行った。この実験の結果、低濃度ClO2ガス(平均0.08 ppm; 0.22 μg/l)はモデル環境内(RH 75-85%)に置かれた乾燥FCV(2% ウシ胎児血清負荷)を10時間の暴露により除去(> 3 log10 低下)できることがわかった。一方、RH 45-55%環境下では低濃度ClO2ガスの効果をほとんど確認できなかった。これらの結果は乾燥したFCVに対してClO2ガスを有効に作用させるには高湿度環境が必要であることを表しているという。さらに、実際の部屋内でClO2ガス発生装置(0.05 ppm)と加湿器(相対湿度75-85%)を併用することにより、上記のモデル空間と同様の効果を得られることがわかったとのこと。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.seirogan.co.jp/dl_news/file0045.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 発症2時間以内の脳出血、活性型第VII因子の有用性は?/Lancet(2026/02/17) HR+HER2+乳がん1次治療導入療法後のパルボシクリブ維持療法(解説:下村昭彦氏)(2026/02/17) 妊婦へのベンゾジアゼピン使用が妊娠アウトカムに及ぼす影響(2026/02/17) カカオの有効成分で、スポーツ時の判断力が向上(2026/02/17) BRCA1/2病的バリアント保持者におけるリスク低減乳房切除術、生存率を改善するか/JCO(2026/02/17) 日本における経口片頭痛予防薬の有効性、atogepant vs.リメゲパント(2026/02/17) 若手医師は帰属意識が高い?首都圏出身者も移住希望?/医師1,000人アンケート(2026/02/17) 全身治療後のサルベージ手術で示された、進行肺がんの新たな長期生存の可能性(2026/02/17)